![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99418044/rectangle_large_type_2_721db73fb7bd0f11dee9edb1c71ab7e4.png?width=1200)
油絵「石の家」
油絵制作記録、その2です。完成はこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1677893380656-9LLP9NNSEP.png?width=1200)
リファレンスは、北海道旅行したときのこの写真。ドラマ「北の国から」に登場する「ゴローの家」です。ぼくはこのドラマ見たことないですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1677893447641-YmybjtJwD9.png?width=1200)
1日目。まずは黒炭で輪郭を描きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1677893636790-7IOD5uahwc.png?width=1200)
こんなもんですかね。油絵に黒炭を使うなんて全然知りませんでしたよ。
2日目。空から塗っていきます。曇り空をうまく描けるのだろうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1677893771327-V12bKGFWE2.png?width=1200)
とりあえず晴天でない感じにはなったかな。地面も実験的に適当な色を乗せてみました。
3日目。家を描くのを先にするか、家よりも後ろにある樹木が先か。悩みますが、黒炭で描いた輪郭が消えたら苦しいと思い、先に家を描きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1677893918146-J1HTIaSgt5.png?width=1200)
この工程だけで4〜5時間、日曜日の午後が丸ごと消滅しました。「これいつ終わるんだろ」という感覚でしたね。
4日目。次は樹木。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894252560-eMxEU7QKia.png?width=1200)
かなり苦労しました。樹木っぽさを出すのが難しい。そしてやはり、家を先に描いてしまうと境界が綺麗にならない。あとで家の輪郭は描き直そう。
5日目。地面いってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894365801-FvShw1FwrB.png?width=1200)
まずは塗ってない白いところをなくすことに注力しました。
6日目。地面の細部へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894464554-19g2AsZDBR.png?width=1200)
砂利が難しいなあ。筆の太さで得られる解像度を越えている。
7日目。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894550796-bJ5DqKzPEt.png?width=1200)
玄関のあたり、外壁のあたり、など細部を描き込みました。
8日目。草です。草。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894622771-NwxtbfqTvP.png?width=1200)
草難しいな!草。
9日目。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894701906-pQcai8D2ci.png?width=1200)
あんまり見分けがつかないけど、家の輪郭などの細部にちょこまかと筆を入れました。
10日目。人物を描き込みます。ここまでどうにか進めてきたものが、これで台無しになるのではないか、という恐怖と戦いながら。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894778493-87KbWeYvLo.png?width=1200)
まあこんなもんかなあ。
11日目。人物の細部を詰め、サインを描いて完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677894861473-ewJpponCtE.png?width=1200)
以上です。石の壁、樹木、草、いずれも根気が必要でした。というか油絵は根気が9割ではなかろうか。もともとの構造物がわりと歪んでいたりして、なかなか再現が難しい部分もありました。
まあ、総合的には上出来ではないでしょうか。反省はたくさんありつつも、満足です。
以上です。
次作
完成してます。違う方向にチャレンジしてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677895068512-Yu9r8JZOZp.png?width=1200)
そのうち振り返りを描くかもしれませんが、こいつはものすごく手間がかかっていて、そのまま書くと読んでられない長さになってしまう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?