合格点ギリギリで応用情報技術者試験に合格する方法

2019年度秋期の応用情報技術者試験に合格したので、その合格体験記的なものを残しておこうかなと思ったので書きます。

成績表は以下の通り。

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午後試験はかなりギリギリでしたが合格は合格なのでOK! 自己採点とほとんど同じ点数だったので、今回は特に得点調整とかやってないのかもしれません。

スペック

文系学部出身、IT知識ゼロで新卒入社。
1年目春に基本情報技術者試験に合格。
仕事はデータ分析用のデータベースを作ること。

試験対策としてやったこと

①参考書を読む
②過去問を解く
この二つしかやっていません。これで午後6割なので、逆に言うと最低限これくらいはやらないとだめかもしれませんね。事前知識次第では①の度合いが変わってくると思います。

午前試験対策

(8月初~10月上旬、ちゃんと勉強したのは30-40日程度・60hくらい)
①平成31年【春期】/01年【秋期】応用情報技術者 合格教本 技術評論社
を電車の中(40-50分程度)や休日で読んで、1章読み終わるごとに、
②「応用情報技術者試験ドットコムのシラバス分野別 過去問題」で対応している分野の午前試験の過去問演習を行い、〇(完全に理解)・△(答えはあってたけど理解は不十分)・×(不正解)に分けて集計する、
というプロセスをすべての分野にわたって行いました。ただ、基礎理論に関しては時間がなかったこともあり、テキストは読まずに過去問だけ解きました。

一応過去問29回分(2320問!)を一通り解きましたが、時間が足りなさ過ぎて2周目を効果的に行うことが出来なかったのは反省点でした。とりあえず直近10回分をやって苦手なところは重点的にやるくらいの方がいいと思います。過去問演習でしっかり理由を説明したうえで正答を選択できるようになれば、本番の午前試験で落ちることはまずないと思います。安心してください。

午後試験対策

(10月上旬~試験前日、5-8h)
午前試験対策をしっかりやっていれば、知識的には全くついていけないということはないはずです。あとは過去問演習で実際に解答を書く練習をすれば大丈夫だと思います。私の場合は過去問を2-3回分しか解けなかったのが反省点ですが、それでも合格最低点くらいは取れます。
解答のコツとしては、本文中から答えを「抜き出して」解答することです。一度問題文と公式の解答を見比べればわかることですが、ほぼ本文中にあることがそのまま答えになっています。下手に自分の言葉を使わずに、抜き出すことを意識して解答しましょう。また、字数制限は真に受けない方がいいです。大学までは指定字数の最低8割は使った方がいいとか言われてきたと思いますが、この試験に関しては解答が制限字数の半分程度のことが多々あります。余計な言葉を付け足さずに解答することを心がけましょう。

午前午後を通じて

最初に午後試験で何を選択するかは考えてから学習をスタートした方がいいです。必須問題の情報セキュリティは除いて残り4問の候補として5-6問くらいは選んでおいた方がいいです。参考書を読むときの集中力にメリハリもつきますし、本当に時間がないときは午後試験の分野を重点的にやるだけでも午前試験はなんとか通ると思います。本番直前の午後過去問演習で思ったより解けない分野があっても、別の候補に切り替えられれば安心できます。

最後に

試験の形式(選択問題数・時間)はしっかり把握しておきましょう。私は試験直前まで午後試験は6問解かないといけないと思い込んでいましたwあと、各分野が大問いくつなのか(DBは第6問とか)は把握しておきましょう。私は問2,9,10,11を選択する予定だったのですが、間違えて問9ではなく、1回も過去問演習したことのない問8を解いてしまいましたw

こんなガバガバでも合格できるので、気楽に受験しましょう! ここまで読んでくれた方にいい結果が出ることを願っています!


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