見出し画像

【球春到来】阪神タイガース2022開幕メンバー大予想

いよいよ本日2月1日からNPB12球団が一斉にキャンプインしましたね!全国の野球ファンの皆様、新年明けましておめでとうございます。
阪神ファン歴22年の私が見る今年の阪神タイガースの開幕メンバーを予想したいと思い書き始めたのですが、まさかのニュースがありましたね。

矢野監督、今季限りで退任

急すぎですこし戸惑っていますが、それくらいの意気で今シーズン挑むという覚悟が見えます。
キャンプ初日に予想するというなんとも無謀な企画ですがどうぞ最後まで。

投手編

先発

◎   藤浪晋太郎
○   青柳晃洋
△   西勇輝、秋山拓巳
▲   伊藤将司、ガンケル

開幕投手は今年も藤浪投手になると予想します。開幕相手のヤクルトへの相性(4登板2先発、防2.77、WHIP1.54)、昨年春先に好投したことなどでキャンプを順調に過ごせば十分に大役を務めあげてくれるでしょう。
対抗は昨年2ケタ勝利の青柳投手(7先発、4QS、防2.68)をあげました。この2人+1人で開幕カードを回すと予想します。
秋山投手は対ヤ防御率1.80ですが昨年ヤクルトと1試合しか当たってないことや次カードの広島戦の相性(10先発6QS防1.97)で△に。西勇輝投手も広島戦のほうが相性良。(対ヤ2先発、0QS、防6.30、対広7先発、3QS、防4.46)
伊藤将司投手は昨年10勝しましたがまだ若く、開幕投手になるには猛アピールが必要。また広島戦に好相性。(防1.09)
その他の先発ローテーション候補には新外国人のウィルカーソン投手、復活に燃えるチェン投手、ファーム8冠の村上投手、二保投手、及川投手、西純矢投手、故障明けの高橋投手など楽しみな選手が多くいます。

中継ぎ

確 岩崎優、馬場皐輔
◎   岩貞祐太、小川一平、アルカンタラ、小林慶祐、斎藤友貴哉
○   湯浅京己、浜地真澄、石井大智
△   守屋功輝、鍛冶屋蓮、渡邊雄大、才木浩人

今シーズンから再び延長12回制になることから、救援陣はメンバーを増やすと考えられます。オリンピック代表の岩崎投手、昨年台頭した馬場投手は間違いなくメンバーに名を連ねるでしょう。ここに実績組の岩貞投手、アルカンタラ投手、小川投手が有力です。若手にもどんどん期待していい球威の高い投手が揃っているので、合計8〜9人はメンバーに入るでしょう。

抑え

◎   岩崎優、ケラー
○   斎藤友貴哉

絶対的守護神スアレス選手の放出でどうなるかといったポジションですが、新外国人のケラー投手が合流が遅れている点から岩崎投手が代理守護神で始まる見通しが高いです。斎藤投手は中継ぎでも名前を上げましたが、調子次第では抑え候補になる予感がします。その一方で、課題のコントロール、走者を背負った場面をどう克服するかが守護神になるポイントだと思います。ケラー投手は調整次第で中継ぎから昇格という流れが合流後の動きになるのではないかと予測します。

野手編

捕手

◎梅野隆太郎
○坂本誠志郎

やはり代表捕手の梅野選手が基本的にはマスクをかぶることになるでしょう。しかし、週に1〜2度の休養、投手のリフレッシュは配球のワンパターン化を防ぐ目的で主将・坂本選手と併用すると互いに良い刺激になるでしょう。後半ベンチスタートが増えた悔しさも、タイガースの優勝のために残留した思いも全てプレーで返してくれるでしょう。

一塁手

◎ J・マルテ
▲ 大山悠輔、原口文仁

昨年ベストナインのマルテ選手が基本的に起用されると考えます。選球眼はチーム随一。また直球に強い。OPSは通算で.800を超えており、今年も20発以上を期待できます。その一方でコンディション不良などが年間のどこかである選手ですので、大山選手、原口選手らの打撃力の高い選手で穴を埋められると良いでしょう。

二塁手

◎糸原健斗
○小幡竜平
△北條史也
▲熊谷敬宥

混戦の二塁手争いになるでしょう。実績では糸原選手が頭一つ抜けていますが、守備力の小幡選手や勝負強い打撃やムードメーカーでもある右打ちの北條選手、足のスペシャリスト熊谷選手も絡んでくるともっと面白い争いになります。

三塁手

◎大山悠輔
○佐藤輝明

やはりサードは大山選手に守ってほしい。というより他のポジションでレギュラーというのは考え難いのが正直なところ。今年は主将の重責もとれ、30発100打点を期待します。
佐藤輝選手にもホットコーナーを守る素質は十分にある。ハンドリングやスローイングもサードとして申し分ないでしょう。本人もサードで戦いたいという意志が伝わってくるので大きな壁に是非挑戦してほしいです。

遊撃手

◎中野拓夢
○小幡竜平、木浪聖也
△高寺望夢
▲遠藤成

昨年盗塁王を近本選手から奪い取った中野選手が最有力。下肢のコンディション不良で安芸スタートになりましたが、開幕に照準を合わせてくるでしょう。スピード感溢れるプレーと積極的なバッティングはやはり魅力。
対抗は二塁手でも名前を上げた小幡選手、プロ3年とも開幕ショートに名を連ねた木浪選手を。特に木浪選手はここで結果を残せないとレギュラーショートへの道はより険しくなるでしょう。
高寺選手、遠藤選手は初の宜野座ですがアピール次第で開幕一軍も視野に入れています。長所を存分に発揮すれば可能性はゼロではないと考えます。

左翼手

◎M・ロハス・ジュニア
○糸井嘉男
△井上広大
▲豊田寛、大山悠輔

サンズ選手が抜けたレフト。順当に行けばロハスジュニア選手が入りそうですが、安泰ではありません。再起に燃える糸井選手、安芸からの逆襲をかける井上選手、指名直後の日本選手権で逆方向へのホームランを放って話題となった豊田選手らの争いになるでしょう。また大山選手がここに絡んでくる可能性もありますが基本的にはサードで考えるべきでしょう。

中堅手

確 近本光司
▲   島田海吏

唯一レギュラーが明言されている昨年ベストナインの近本選手がおそらく1番打者として起用されます。目標である200安打の大台に向けてレジギガスせず開幕から打ちまくってくれることを大いに期待します。
島田選手は私一押しの選手で昨年終盤の近本選手の離脱を埋めてくれるなど頭角を表し始めました。虎視眈々とレギュラーを狙いつつ、ここ1番の代走や守備固めなどいろいろな役割を果たしてほしいです。

右翼手

◎佐藤輝明
○糸井嘉男
△小野寺暖

佐藤輝選手は2年目のジンクス、課題である高低差の攻めへの対応が今年活躍できるかの分かれ目です。本人はジンクスとか全く意に解さないような図太さを持っていそうなので当たるも八卦、当たらぬも八卦とファンを期待させる打棒を見せてくれるでしょう。レフト候補でも名前を上げた糸井選手や育成から支配下に昇格し初本塁打も放った小野寺選手もこのポジションに狙いを定めてアピールしてくることでしょう。オープン戦が終わるまでわからないポジションです。

打順

1 8 近本光司
2 4 糸原健斗
3 3 J・マルテ
4 5 大山悠輔
5 7 M・ロハス・ジュニア
6 9 佐藤輝明
7 2 梅野隆太郎
8 6 中野拓夢
9 1 藤浪晋太郎

近本選手には今年もリードオフマンとして、先述の通り200安打、10本、40盗塁を期待します。
2番は中野選手と迷いましたが初回から球数を投げさせられる、出塁率やチームバッティング力の高い糸原選手を。
昨年機能した3番マルテ選手はやはり選球眼の面で外せません。4番に置くと途端に意識するのか消極的になってしまいますが。長打よし、返してよしの素晴らしいバッターです。
このチームで4番を任せられる選手は大山選手以外いません。誰よりもタイガースの4番の重圧と向き合ってきたからこそ、4番として起用することができます。4番・大山がドシッと構えると優勝は見えてくるはずです。
5番はこのメンバーでいくならロハスジュニア選手です。昨年は来日後なかなか状態が上がらないなかで最低限のチームバッティングをしていたように見えることから、打点(チームの得点)にこだわってくれる選手だと思います。もちろん長打力もあるので、サンズ選手の穴を埋めるには20発、80打点以上は最低ラインかと。
佐藤輝選手にはクリーンアップを任せたいですが5番よりは3番が合うように見えます。4番から始まる攻撃でランナーを還す役割、溜まったランナーを大きな放物線で大量点を挙げる役割の2つをプレッシャーの少ない6番で気楽にこなしてほしいゼーット!
左右の兼ね合いで梅野選手を7番にしました。一時期4割を超えていた得点圏打率も魅力ですし、佐藤輝選手の調子次第で入れ替えもありです。
中野選手は強い気持ちで下位から出塁して上位へのチャンスメイクを期待します。イニングの先頭で出塁して盗塁や投手の送りバントで得点圏を演出できます。また他の選手の調子次第では上位への入れ替えでより足に特化した1・2番や3番近本選手のオプションプランを組むこともできます。

まとめ

まだキャンプ初日です。ここで名前の上がった選手、上がらなかった選手問わず全ての選手に期待しています!怪我や感染に気をつけて、互いに切磋琢磨し合いながらチーム力の底上げ、レギュラー8人を脅かす存在になり得る選手やラッキーボーイ的な選手も143試合の中で必要ですので、最後にイチにいれるようなチームを目指して、矢野監督を男に、17年ぶりのセ界制覇、37年ぶりの日本イチへファン一同応援しています!

イチにカケル‼︎





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?