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結婚11年目

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私たち夫婦の結婚記念日。

がむしゃらに働いた20代
パリのレストランで早朝から夜中まで
働く生活をしてて、体力的に
疲れ果てていた30歳ちょい手前。
(心は充実してた)

そろそろ日本に帰って
お父さんに誰か紹介してもらうかーと
ぼんやり考えてた。

少しして本帰国になり
お見合いする話もなく
東京でまた働き出して
半年程で出会った今の夫。
そこから1年ほどお付き合いして
結婚。
入籍日に長女の妊娠が分かり
あれよあれよと家庭が出来た。

人生って思い描く通りに
出来上がっていくなぁと
自分を振り返るとつくづく思う。

出会った当時は自分の事で
精一杯で
結婚するなんて考えてもなかった。
1人で立ててないのに
誰かと一緒になるなんて相手に
負担になるだけだと。

その時の仕事もパティシエだったの
だけど、本当に合わなくて
心が病んでゆき
何かの宗教グループと
関わりを持つ様になってた頃。爆
その人たちに研修旅行で
海外に誘われて。
行ってくると当時の彼(夫)
に話したらそれだけは
やめて欲しいと言われた。

そのままで良いんだから
変わらないで欲しい。
初めて私が何かしようとする事を
彼が止めた。
(行くの止めようと思うとグループの
1人に打ち明けたら、それまで
ニコニコ穏やかだったその男は
豹変して、一気に我に返った。
凄く、怖かった)

この11年で2回位
その時の会話が出たけど
本当に手の届かない場所に行って
しまうんじゃないかと 
怖かった、と話していた。
だから私は、夫に
救われたと思っている。 

もう11年
まだ、11年

結婚生活ではどこも
色んな事があると思うけど
やはり価値観の全く違う2人が
共に歩んで行くということは
とても大変だし、同じ位に面白い。

つい先週のこと。
長女がシンガポールに住む友だちと
電話で話していた。
友だちの誕生日プレゼントに
長女は何が欲しいか聞いたら
その友だちは、長女が将来
立つであろうバイオリンの舞台の
チケットが欲しいと言った。
この子は普段からびっくりさせる程
純粋で角のない人柄をしている。
(ご両親の人柄は言うまでもない)
こんな友人と国を跨いで繋がれていて
心強いと思わせる友だち。

その感動した話を夫に
話したら、なんとなく話題を変えた。
あ、また。
こういった話をすると盛り上がらない。

そう思ったのを察したのか
ゴメン、そういう系の話聞くと
何かの話法じゃないかと勘繰る、と。

唖然とした。
精神病んでるんじゃないか、
精神科一緒に行こうかと言ったら
もう通ってるとひとこと。
(仕事柄、定期的にカウンセリングを
受けているのは知ってる)

本当に何て解釈をするんだと
胸が騒ついたのだけど
直ぐに考え直した。

人の話を、ただはいはいと聞く私。 
全てを一旦自分の頭で解釈する夫。

どんなに無理な話でも
通してしまうのは、この
回転し過ぎてるんじゃないかと 
思う思考回路なんだと思う。  

だから、私からしたら
綺麗なストーリーも
夫からしたら全く別の見方を
していたんだろう。

育ってきた環境が違い過ぎる
2人だからこそ
作り出せるものがある。
ただただお菓子大好きで来た人と
荒波に揉まれまくって来た人。
敵に回したくない人No.1な
この夫と、どうか円満に歳を重ねて
ゆきたいと、願う。









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