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介護は突然やってくる

去年の5月、丁度1年前兄と一緒に
アイスランドに旅行計画を立てていた
父。当時から病院に通いながら
治療は始まっていた。

1人でも世界遺産を巡る事が
好きな父にとって
兄に付き添ってもらうその計画は
おそらく人生最後だと思っていた。
何がなんでも行ってきなと
背中を押していた。

しかし、直前に鼻血の症状が出て
血液疾患を患っている父は
その計画を取りやめにした。

あれから1年後の今、
長期入院になり、大好きな家に
帰れない状態になっている。

治療法を変えながら
数値を追う日々が続き
母は毎日記録を残している。
数値が落ち着けば安心し
悪化すれば落胆する日々。
確実に母の心も疲れさせている。

入院してる父も心配だけど、
私と同じ性質なため、なんとなく
心境は想像がつく。

心配なのは1人家に取り残されてる
母だった。
私の両親は、仲が良い。
仲良しなパートナーが弱っていくという
現実を毎日突きつけられるという
現実。心配性な母を少しでも
明るく持って行きたくて
こどもたちを義母に頼み
1人1週間実家に帰ってきた。

1週間、家にいて父の話をしたり
祖父母の話をしたり
孫の話をしたり
とにかく話をしている。

そして、話を進めたいと
思っていた本題について。
今の放射線治療をいつまで
続けるのか。
在宅介護という選択肢を
もっと深く調べてから、父へ
選択肢として提示するという事。

今まで通り治療を続けて
調子の良い時は笑顔で一緒に話せる。
そんな時間が少しでもあるなら
それで良いじゃないかという気持ちが
あるのも事実。

でも、もう一方の私は
父の本当の望みは何か。
家に帰りたいと言ってる。
ここで死ぬのは嫌だなぁと言ってる。
口調は柔らかいけど
はっきりと、意思を示している。

在宅介護を父に選択肢として
ある事を伝えたら、選ぶかもしれない。
直ぐに悪化する可能性は上がる。

でも、覚悟を決めて父に提示する
必要があると1人思っていたことを
母に伝える事ができた。

今夜、在宅介護施設と話す事に
決まった。

先ずは、他の可能性を知る事。
ただ闇雲に治療を続ける父に出来る
1番の親孝行だと思っている。






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