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生体エネルギー調整で「治る」メカニズム?

「不思議だけれど治った!・・・」

これは当院でよく耳にする患者さんの治療後のコメントです。
なぜ、不思議に思うのでしょうか?

それは、当院の治療が通常医療とは異なり、軽い振動刺激だけで調整を行うというのが大きな理由ではないかと思います。

通常医療では、注射をする、薬を処方する、あるいは骨折などの場合は手術をするというのが一般的です。それゆえに、注射、薬、手術などの治療行為で治るという考え方が主流だと思います。そのような考え方が前提にあると、当院のように身体への軽い振動刺激だけでその場で痛みが取れるという体験は、多くの方にとって不思議に感じられると思います。

では「治る」とはどのようなことなのでしょうか?

個人差はありますが、軽い振動刺激で痛みなどが瞬時に消える、あるいは軽減することが当院では多々あります。そのような現象も含めて、「治る」とはどのようなことなのでしょうか?

不思議だけれど「治る」、そこには本質的な要因があります。

本質的なことを先にいうと、それは生体エネルギーを調整するからです。通常医療では生体エネルギーの異常を検査するということは行いません。病院では基本的に目で見てわかる画像や数値の検査をします。そのような科学的な検査で異常がなくても体調不良の方が多数いるわけですが、その場合、神経系の電気信号や東洋医学で伝承されている生体エネルギーのブロックが症状の原因として絡んでいる場合が多々あります。

生体エネルギーブロック

このような生体エネルギーブロックは画像で示すことはできませんが、模式的に絵で示すと、図の右側で示しているように正常な生体エネルギーの信号の波形は調和して、プラスとマイナスのイオンバランスも整っています。その一方で、図の左側のように異常な生体エネルギーバランス、すなわち生体エネルギーブロックを示しており、波長の波形は乱れ、イオンバランスも偏っている状態です。このような生体エネルギーブロックは、言い換えると目に見えない電気信号の混線のようなものです。

正常と異常な生体エネルギーバランス

そして、私たちはこの生体エネルギーブロックが自然治癒力の信号を阻害していると考えています。この信号の阻害は科学的には証明されていないため、「不思議」と感じるのは仕方がありません。

しかしながら、生体反応検査法という身体を使った検査法がありますので、生体エネルギーブロックの存在をほとんどの患者さんに客観的に身体で体感していただいています。そして、その生体エネルギーブロックを調整するのと同時に、症状改善を体感される患者さんがほとんどですので、施術を通じその生体エネルギーブロックを治療指標にしているということを理解していただいています。

生体反応検査法(PRT)

そもそも、人間には体内環境を安定させる「ホメオスタシス」(生体の恒常性維持)と、肉体内外の損傷や疾患に対抗し回復しようとする「自然治癒力」があり、健康を維持する仕組みが備えられています。これらも目には見えない、電気信号や生体エネルギーの一部です。例えば、充電器に常に電源(エネルギー)が蓄えられていると、各部品のエネルギーが供給されて正常に動きます。自然治癒力のエネルギーも正常に機能すると、自動的に身体各部位の臓器に供給されて必要に応じて働いているというイメージです。

ホメオスタシスと自然治癒力

もしも、生体エネルギーが滞ってしまうと、各臓器が正常に機能しなくなり、病状が進行してしまいます。この「自然治癒力」や「ホメオスタシス」の機能を低下させている一つの原因を私たちは誤作動のブロック、あるいは誤作動信号、誤作動記憶と呼んでいます。東洋医学的にいうと、「気の滞り」です。

誤作動ブロックのよる治癒力の低下

これらは目には見えない生体エネルギーの滞りであり、誤作動信号が生じています。私たちは、これらの誤作動信号部位を「治療指標」にしています。

誤作動信号を治療指標

その生体エネルギーブロックは誤作動信号であり、それが脳に記憶化されると誤作動記憶となり、慢性症状の原因になります。

慢性症状の原因

治療、施術では、その誤作動信号や誤作動記憶を切り離すことで、本来備わっている自然治癒力やホメオスタシスを上げるようにしています。

誤作動ブロックの切り離し=治療(施術)

私たちは、誤作動のブロックを切り離すことで、自然治癒力が正常に働いて「治る」と考えていおり、私たちが、「治す」というのは、この誤作動ブロックを切り離すという意味になります。これは、当院だけの施術というわけではなく、さまざまな代替医療のカイロプラクティック、鍼灸などの東洋医学に関わる「治る」という原理原則的なメカニズムのようなもので、さまざまな医療行為に当てはなると考えられます。だた、そのような原理原則を理解して施術を行なっている治療者と、単にハウツウ的に施術をおこなっている治療者には大きく分かれると思います。

誤作動記憶のメカニズムと根本療法

この誤作動記憶は、さまざまな情報刺激によって、脳や身体に誤作動信号として記憶され、慢性症状の原因となります。当院では心身条件反射療法、通称PCRTという療法で身体面と心理面に関係する誤作動記憶を調整して、脳の神経回路を正常に戻して、慢性症状の改善をサポートしています。

以上、当院での施術で「治る」という現象の背景にあるメカニズムや理論についての説明でした。


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