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ワインマーケットパーティさんブラインド65回メモ

※振り返り追求済み

まあ今週もわからないには違いないのだけども

わからない中でも今週の③はかなり特徴的で、「今回間違ったら次回からは絶対行けそう!」…って感じがあったので救いがあるね!

こう見ると濃ゆく見えるけど意外と淡めだった②・③

①最近の①はもれなくニュートラルな気が…

難しめの出題にすると必然な気はしている。

  • 外観: 澄んで輝きある、グリーンがかった淡い(「無色に近い」でも良いかもレベルの)レモンイエロー、泡滓なし、粘性は普通〜やや高?

  • 香り: アタック中程度でニュートラル、白桃。温度上がって洋梨、熟した柑橘、ほんのりメロン(吟醸香系)

候補は甲州、ミュスカデ、ステンレスCH、アルバリーニョ。追加で念のためアシルティコやイタリア軽め白も頭の隅には置きたい

  • 味わい: 酸M+、奄美L、苦味L+〜M-、果実味M-〜L+、アルコール12-12.5、余韻やや短め6-7秒

これという決め手が無いのだけれども「ニュートラルな香り、低めの果実味、ほんのり吟醸香らしきもの、低めのアルコール」から甲州かミュスカデが優先候補。ちょっとシュルリー由来の旨みが感じられないのは気になるけれども…(あと色調のグリ感もなかった)。
ちなみにわたくし、この二つの判別苦手。ただ今回はかなり淡めの色合いと、どことはなしのまったり感からエイヤで

日本(山梨)/甲州/2021/12%

フランス(ブルゴーニュ)/アリゴテ/2022/12%
×××△◯

えっ…!まさかの当日ブラインド後に呑気に飲んでたアリゴテとは!
これは再戦しても厳しい系かもしれない。ニュートラル・洋梨系でギリひっかけるにしても(実際シャルドネ挙げているくらいで)、酸の低さで他の候補に譲ってしまいそう。
正解された方が絞りこみで何を手がかりにされたのか、気になる!

②イチゴ感は気になるものの…

  • 外観: 澄んで輝きのある、紫がかった中程度のラズベリーレッド、エッジにごくほんのりオレンジみあり、泡滓なし、粘性中程度〜やや高め

  • 香り: アタック強め、イチゴ、ラズベリー、ヴァニラ(ちょっと甘めの樽感あり。新樽ありそう)、クローヴ/ナツメグ、ドライハーブ

新世界冷涼系または欧州非メジャー産地(=ブルドイツ以外という意味で)のPNを挙げたい。他にガメ、ピノタージュ、バルベーラ/ドルチェット、ネレッロマスカレーゼ、ツヴァイゲルトは念のため候補の端に。

  • 味わい: 酸M、甘味L、渋味L+〜M-とかなり低め、果実味L+〜M-、アルコール12-12.5、余韻やや短め6-7秒、やや落ち着きのある感じでVTはピチピチ感無く2019-2020くらいかも。後から鼻に抜ける胡椒感がある

新世界または欧州非メジャー産地のPNを第一候補としたい。非メジャーと言いつつ今思うとオーストリアくらいまではありうるな…(回答時はオーストリア抜けてた…)。
どことはなしにヨーロッパの趣を感じる。
ただ、奥に漂うカジュアルなイチゴ感が気になるところではある(産地特性なのか、実はガメだったりするのか…)。あと鼻に抜ける胡椒感も…けど、PNでもありうる範囲のほんのりではある。
もうわからんので、この間ヴァン祭りでいただいたハンガリーPNに敬意を表して

ハンガリー(ヴィラーニ)/ピノ・ノワール/2019/12.5%

イタリア(ピエモンテ)/ネッビオーロ/2021/14%
×××△×

これはひどいw
えーっ!バルベーラ&ドルチェットくらいまでは候補に挙げたけれども、ネッビオーロはノーマークだったw
こちら別の方からも「タンニン強かったはず」とご指摘あったので、その辺が取れてれば辿り着けたのかなあ。
とりあえずタンニンを量と質に分けてきちんと取るのは徹底するとして、話はそれからだ…(反省)
あともう一つ。先日のアマローネと、あと確かプリミティーヴォもそうだったかのような「新世界的な樽使いのイタリアワイン」だったり、今回のステンレスだったりと、所謂典型的古樽・大樽熟成以外のイタリアワインの経験値が低すぎる…

書いてて思ったけどさすがに地域名が候補に挙げにくいものは(店長さんは)出さなそうなので、これは厳しいですね。
国はわからないまでも欧州非メジャー系PNだといいな、という感じの回答。

③これは次回以降頑張りたい


逆に言えば今回は外してることほぼ確。

  • 外観: 澄んで輝きのある、紫がかった淡めのダークチェリーレッド、泡滓なし、粘性高め

  • 香り: アタックやや控えめ、海苔というか発酵した中国茶(プーアルとか)や湿って時間経った茶葉のようなものすごく独特な香り(なお結構好み)。フルーツは赤黒中間的でレッド&ブラックチェリー、ブルーベリーなど。干しイチジク、タイムなどのドライハーブ、樽は控えめで古樽フレンチオークか

品種だとガメ(クリュデュボジョレー)、南仏系(グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソーなど)、ピノタージュ、バルベーラ/ドルチェットあたり…?
「海苔プーアル茶感」が独特過ぎて辞書になく、正直よくわからない。

  • 味わい: 酸M、甘味L+でほんのり残糖ありそう、渋味L+〜M〜、果実味M、アルコール13.5-14、余韻やや長7-8秒。何とはなしにZF的な香りも鼻に抜ける

エレガント系のZFなども一瞬考えたものの、この残糖と謎のプーアル感、これ陰干し系では?
でもって私の陰干し系の辞書はイタリアにしか無い(というかイタリアもロクに無いw)
これは今回わからなくても次回に繋げる系で、できる限りで書くしかなさそう。
アマローネって書いとくべきなんでしょうけど、なんか違う気もする。
全くわからない中で、何やらググったらネッロダーヴォラやらバルベーラでもアパッシメントあるんですね。
なんとはなしに茶葉感をキーワードにえいやで

イタリア(ピエモンテ)/バルベーラ/2020/14%

アメリカ(カリフォルニア)/ジンファンデル/2020/15%
×××◯△

あら、海苔プーアル臭は特になんのひっかけでもなく、単純に過ぎったZFの方だったか。
独特の香りがどこから来るものなのかはちょっと有識者の意見を聞いてみたいところではあるものの、これは迷った2択までは来てるので、次回以降頑張る系だなあ。
どちらかというと陰干し系のバリエーションを潰した方が近道そう。

※その後複数の方に海苔臭について伺ったところ、「チリワインであった」「サンジョヴェーゼやZFなどで時々ある」などとご教示いただいた

これはやぶれかぶれというよりもいい意味で次回以降に期待系。

総括

今週も相変わらずわからなかったものの、③が確実に新しい学びになりそうで今から楽しみ。
特大のサザエさん症候群に負けずに明日の回答発表を待ちたい。

振り返り総括

なんと二週連続の全ハズシ。GW絶不調。
え、もしかして筋トレダメだった…?

今回の課題は「タンニンはきちんと量と質わけて評価する(今更だけど)」「イタリアワインの樽使いバリエーション克服」「陰干し系潰しておく」としたい。
あともしかして「筋トレ後のブラインドダメ、ゼッタイ」も疑惑としては挙げておきたい。

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