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ワインマーケットパーティさんブラインド67回メモ
すでに負け確…
暴飲暴食気味で嗅覚弱り気味。普段フリーレンの魔力探知バリに嗅覚に頼り切ってるので、逆に新境地が開けることを期待しつつ臨んでみる。
ただ今回、回答に国地域被りが生じたので既に負け確感があるのですよねーw
まあいつも当たる事は期待してないので良いのですけど。
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①今回は白が鬼門
外観: 澄んで輝きある、なんだかとってもゴールデンな佇まい(黄金色がかった中程度のイエロー)、気泡があり微発泡に見える、滓なし、粘性中程度
香り: アタック中程度で第一アロマ主体、青リンゴ、洋梨、花梨のような独特の香りも感じる。樽は無さそう。独特の香りは酸化系かも?、後からグラスの壁面にはほんのりマヨッぽさとパンぽさがなくもなかったが、これは考察し始めてからなのでこじつけかも
花梨の香りでCBを第一候補に、CH&アリゴテ(&メタ的にはないけどPBも)、酸化ニュアンスが正しいとすると一応サヴァニャン(酸膜酵母臭ごく控えめのタイプならワンチャン…?)、あと色調からはマルサンヌルーサンヌとかもなしではないし、どことなーく青リンゴ系のドイツ感もあるといえばある。
味わい: やはり微発泡あり、酸M-やや低め、甘味L、苦味L+ごくほんのり程度、果実味L.+、アルコール12-12.5、余韻やや短め6-7秒、旨みはそこまで感じられなかった
花梨と色調からCB第一候補だったものの、微発泡に動揺。あと酸の低さも気になる。
色調のゴールド感と旨みのなさが気になるものの、微発泡、酸の程度、低めのアルコール、ほんのり感じられないこともないパンドゥミで腹を決めて
↓
フランス(ロワール)/ミュスカデ/2021/12%
↓
ポルトガル(ミーニョ)/ロウレイロ、アザル、アリント、トラジャドゥーラ/2022/12%
×××△◯
これは完全に知識で次回以降モノにする系。
実は「微発泡ってミュスカデ以外何があったっけ…?」とググってたのですが、発見できなかったのですよねwそうだよヴィーニョ・ヴェルデだよ!
確実にモノにしたい。
大分合わせにいった感があるのでこれは厳しい。
②あなた先週うちの冷蔵庫にいませんでした?
外観: 澄んで輝きある、ほんの少しだけ紫がかったやや淡めのラズベリーレッド、エッジにほんのりグラデ、泡滓なし、粘性や普通からやや高めも?
香り: アタック強めで第一アロマ主体、最初にラズベリーリキュールのような香りが強めに来る。バラというかやや青いワイルドローズの香りもかなり華やかに香る。スミレも。かなりチャーミング寄り。ドライハーブ、ほんのり胡椒系のスパイスっぽさも
候補はPN、ツヴァイゲルト(一応ブラウフレンキッシュも)、ネレッロマスカレーゼ、ピノタージュ、一応ガメも
味わい: 酸M+〜H-、甘味L、渋味L(サラサラ系なのもあるが量も低そう)、果実味M-、アルコール12.5-13、余韻やや長7-8秒
ドイツ(又はすんごいよくできたNZ)のPN、日本のツヴァイ、ネレッロマスカレーゼ、ピノタージュで迷う。
特に結構スパイシーな香りとワイルドローズ感があるのでツヴァイ主体で考えてはいた。
…んだけれども、なんかこれはPNだよねと本能が語りかけてくる上に、先週自宅でおいしくいただいた「ベルンハルトコッホ キュヴェ・チエ」の感じに極めて似ている。ここは本能に従い
↓
ドイツ(ファルツ)/ピノ・ノワール/2021/13%
↓
フランス(ブルゴーニュ)/ピノ・ノワール/2021/12.5%
××◯◯△
おお!?ブルだったか。
実はこちらのメモを記述後「そういえば挙げてなかったけどマルサネとかありうるな」と思ったのだけれど、そっちのセンだったかあ…!
個人的には先日(第59回)のアールのPN含め、ドイツとブル涼し目地域の判別は結構厳しい気がする。何かポイントあるだろうか。強いていえば今回のように強めの胡椒感はいまのところドイツでは感じたこと無い気も…?どうだろう…
今思えばシュペートブルグンダーって書くべきだったよ!動揺しすぎててバグったよ!
ちなみにファルツのPNって平均的にはもう少し暖かい味が多いとも思うよ!!(ヤケクソ
③CS一家見分けつかない問題、そろそろ克服したい
外観: 澄んで輝きのある、紫がかったやや濃いめのダークチェリーレッド、エッジのグラデはあまり感じられない、泡滓なし、粘性普通〜低め
香り: アタック普通、第一及び第二アロマ主体、やや熟したブラックベリー、カシスなどの黒系果実。強めのピラジン。樽はコーヒーやバニラ感あるが新樽感はあまりない
CS一家の方(CS、メルロ、CF、カルメネール)なのはさすがに確実だと思うんです。問題は絞り込みなのです…
味わい: 酸M+でそこそこある、甘味L、渋谷M+(量あるのだけどそこまで収斂性ガチガチには感じず)、果実味M、アルコール12.5-13、余韻やや短め6-7秒
一家の誰なのかが…わからん…。
ピラジン強めなのでCFとカルメネール、もしくはそれ以外なら涼しめの産地を主体に。
果実味がそこまでバリバリではないのでカルメネールを外す。
旧世界か、新世界ならごく涼しめのエリアと思われるが、樽の感じからも積極的に新世界を選択する気にはならない。
酸もタンニンも「あるけどそこそこ柔らかめ」な感じを受けるので、メルロかCFに絞る。
ほぼこじつけだけれど色の均一さ、ピラジンの強さを頼みに
↓
フランス(ロワール)/カベルネ・フラン/2020/12.5%
↓
オーストラリア(マーガレット・リヴァー)/カベルネ・ソーヴィニヨン/2022/14%
×××××
…。
今回の悲しみ反省枠。これはイカン。
かねてから課題に挙げてる新世界CS、本当に弱いな。
100%フレンチオーク、新樽率13%とのことで、樽使いにバリバリの新世界感がなかったのは正しいもよう。
けど、果実味は明らかに見誤り。
※マーガレットリヴァーの特徴確認してたら「オールドワールドを想起させる味わい」との記述(byフィラディスさん)とあったので、大間違いでは無いもよう
あとやはり新世界のCSに一定確率でタンニン低めのものあるのはなんなんですかね。そういう場合のメルロとの判別ってもはやどうしたら!?
とはいえ、メルロとの間違いならともかく、CFはやり過ぎでした。下で後から呟いてた通り、果実感が完全に黒だったからなあ…。
CS克服比較テイスティング、早めに実行せねば。
今コメント見返してて思いましたけどCFにしては色濃すぎるし黒系果実すぎるな。
CSかメルロぽいなー。
総括
ブラインドテイスティングコンテストも終わり、一般呼称受験者に向けてちょっと易しくなったりする…?なんて期待をよそに、今回も安定の難しさ。
①が「わからなくちゃいけないのにわからん」感満載なのが…。次回に繋げたい!(←諦めはやっ)
あと①・③国地域被りなまま提出したのは我ながらやぶれかぶれ過ぎたけど、もはやメタを考えるのやめたので、良いのですw
振り返り総括
実は前回の後まさに「基本品種の産地判別とかの精度が課題なんだよなぁ…」と思っていたところ、今回はまさにそんな出題。やはり要克服。
①のヴィーニョ・ヴェルデは今回でモノにする系、②のドイツとの判別はまあ仕方ない系として、③のカベルネファミリー判別、特に新世界CSの克服は急務だなあ。
今週も勉強になった。
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