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ワインマーケットパーティさんブラインド69回メモ

※振り返り追記済み※

今週はヤンチャしたった

今週も大外しの予感またの名を平常運転。
①と③の国を同じにするという暴挙に出てしまったので高得点は期待できないのだけれども、メタ読みは排除することにしたので良いのです。

①より②が淡い…だと!?

①慣れ親しんだアイツではあるはず

  • 外観: 澄んで輝きのある、ゴールドがかったやや濃いめのイエロー、泡滓なし、粘性普通〜やや低

  • 香り: アタック中程度、やや熟した洋梨、MLFしていそう、樽は温度低いうちはささやかだったが上昇後は結構はっきりビスケット的な香りで、フレンチオークで新樽もそこそこ使ってるのではという感じ、ほんの少し硫黄感というかマッチ擦った時の感じあり

シャルドネを第一候補に挙げつつ、もはや習慣として併せてアリゴテ、PB、CBなども挙げておく。他にイタリア系白(解像度低っ!)、シャスラとかも無しではない…?

  • 味わい: 酸M+〜H-でかなりボリューム多いがMLFはやはりしていそう。甘味L、苦味L+でほんのりある。そしてしょっぱさもある。果実味M+〜H-で結構ある。アルコール13-13.5%、余韻やや長め7-8秒

やっぱり品種はCHを軸に行きたい。しいていえば最近CHと区別つかないようなアリゴテもあるけど、もしそうだったらしょうがない系(ついでにPBとかもね)。
問題は場所である。
最初果実味しっかり目のシャブリor逆に酸しっかり目のマコネとかコートシャロネーズを疑うも、結構果実の熟度感があるように思う。あとビスケット的樽感も。まあどちらもシャブリにもあり得るけど「らしい」かと言われたらちょっとね。
それで新世界涼し目でAUS、US、南アやチリの涼し目地域、もしくはNZなんかを疑うも、今度は酸がなあ。
今の私にはこれ以上絞り込みの決め手がないので

オーストラリア(ヤラ・ヴァレー)/シャルドネ/2021/13.5%

ギリシャ(サントリーニ)/アシルティコ/2020/13.5%
×××△◯

あらっ!アシルティコは②では疑いましたけれども、①では全くだった!
塩苦味あたりはギリ特徴拾っているのかもしれないけれども、個人的にはアシルティコはもうちょっとグレープフルーツ的柑橘ニュアンスのイメージだったので、ここまでくっきり洋梨的な熟度感は意外。
あと今回の謎は、最初樽感じなかったのだけれども温度上がって出てきたビスケット。
製品説明見る限りステンなので、何と勘違いしたのかかなりの謎。
まあアシルティコは場数少なすぎるので、今後の精度向上に期待と言ったところ。

今思えば擦ったマッチ(フリンティ)とか塩味とか、シャブリを思わせるコメントなんだよなあやっぱり。まあいいや

②今日はこちらがキャラ薄ニュートラル系!


何かの罠でしょうか?

  • 外観: 澄んで輝きのある(①よりさらに輝きはっきり)、グリーンがかったかなり淡めのレモンイエロー(ギリ「無色に近い」ではないなという感じ)、泡滓なし、粘性はやや低めか?

  • 香り: アタックやや控えめ、青リンゴ、ちょっと還元臭のような硫黄感とオイリーさがあったが後に消えた、ほんのり青草のようなグラッシーな感じ、MLFはしていなさそう。あと香に青リンゴ感が強い

セミヨン、リースリング(AUSなどの)、ドイツ系後交配品種(ケルナー、ミュラートゥルガウあたり)、後からアルバリーニョも候補に追加

  • 味わい: 酸M+〜H-、甘味最初ほんのりあるように感じたがよくよく確かめたら無かったはず、苦味M-で結構ある。しょっぱさもあり塩苦味感。果実味M-〜L+でやや控えめ、アルコール12.5くらい、余韻やや短め6-7秒

青リンゴ感とグラッシーさからケルナーかなと思うもケルナーならもうちょいアロマティックのはず。似た系統でヴェルメンティーノもありうるがこちらももうちょい柑橘感と青草感あるイメージ。
青リンゴ感で一応リースリングも疑うがやはりニュートラルすぎる。
酸の高さと塩苦さ、ほんのりグラッシーさでアシルティコもありうるがちょい青リンゴ寄りすぎるか(もうちょい柑橘寄りイメージ)。あとアルコール度も足りない気がする。
これらの要件どれもうまーく満たすのってアルバリーニョでは?

スペイン(リアス・バイシャス)/アルバリーニョ/2022/12.5%

アメリカ(カリフォルニア)/ソーヴィニヨン・ブラン/2022/13%
×××◯△
んええ!?SBなのか。強いて言えばグラッシーさは拾っており、セミヨン挙げたなら併せてSBは挙げておくべきだった点は反省。
あとスクリューキャップの還元臭拾えてたので、そこから新世界もう少し粘って疑っても良かったのか(一瞬スクリューでドイツかAUSとか考えたので)。
多分「よく熟して青草感控えめのSB」の場数を増やしておくべきなんでしょうね。

③ブルーベリー系の判別鍛えたい

  • 外観: 澄んで輝きのある、紫がかったやや濃いめのダークチェリーレッド、エッジほんのりオレンジ、泡なし、細かい滓がかなりの量舞っている、粘性やや高そう

  • 香り:  アタック強め、熟した〜コンポートのブルーベリー、なめし革、スモーク系お肉、葉巻、樽はフレンチオークで新樽多めか。とにかく「ブルーベリーのガムかリキュール」的な甘やかな香りがすごい

テンプラニーリョが最初に浮かんだが、ブルーベリー感からこの間の復習コソ練で学んだガルナッチャも挙げておく。ついでに「ブルーベリーと来たら」と教えていただいたシラーズとネッロ・ダーヴォラも候補に挙げておく。
あとは鼻の奥に残るどことなく鄙びた香りにZF/プリミティーヴォも有力候補に。
他にイタリアチャーミング系でバルベーラ、ドルチェット、ヴァルポリチェッラブレンドなども候補には挙げておく。

  • 味わい: 酸M+で結構ある、甘味L、渋みM+〜H-で予想を裏切るレベルにある。果実味M、アルコール14-14.5、余韻やや長め7-8秒、なんか古木感(VV感)ある気がする

引き続きテンプラ、ZF/プリミティーヴォが二大有力候補。
しかし予想以上のタンニンの高さ(しかも滓があれだけ出た状態で)にやや違和感。まさか斬新な作りのネッビオーロとか無いよねと思ったが黒系果実&甘やかは斬新すぎるので外して、他にブルーベリー系&タンニン高くなりうるシラーズの優先度を上げる。黒胡椒ないけど最近黒胡椒弱めのシラーズ外し続けてるので…。
あと謎にあと香というか後味に若干のピーマン感というかボルドー&南西感を感じてさらに混乱(ひょっとしてCSファミリーとかタナマルベックとかなんかそっち系とかまであっちゃう?的な)するも、それはやはり違う気がしてテンプラ、プリミティーヴォ、シラーズで迷う。
決め手がなくヤケクソになったところで、「ユーカリチェック」をしてみたらほんのりあるような気がする。あと古木感も考慮して

オーストラリア(バロッサ・ヴァレー)/シラーズ/2018/14%

オーストラリア(南オーストラリア)/シラーズ/2019/14.5%
◯◯◯△△

おおお、これは今回のグッジョブ系。
やってて良かったユーカリチェック(←危うかったくせに)。
かなり危ういたどり着き方だったので、黒胡椒控えめのシラーの精度はもう少し挙げておきたいところ。

我ながら①・③同国はほんとヤンチャしたった

総括

多分これ書いてるうちに回答出てるはず。
確認してすぐ振り返りたい。

振り返り総括

ヤンチャしすぎて諦め気味だったところ、①・②が番狂せで意外にも5位入賞してしまってびっくり。
①・②をVTとアルコール度をある程度稼げたところと、③をきっちり答えられた事が功を奏しているので、この辺今後も頑張りたい。
今後の課題としては③の黒胡椒控えめシラーズの精度上げが最優先で、あとは②のSB変則系は抑えておきたい。
アシルティコの場数は一応挙げておくものの優先度低でのんびりかなあ。

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