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音大受験奮闘記(高校生駆け出し編)〜大学の先生との出会いまで〜

こんばんは!

前回までは私が音大を志すキッカケとなったできごとから、中学時代のお話を書いてきました。

今回は、私が嶋崎雄斗先生にレッスンを受けていた高校時代のお話と音大受験についても少し書いていこうと思います。

高校受験を無事に終え、中学校を卒業した私は、晴れて嶋崎雄斗先生にレッスンをしていただくことになりました。

中学校で3年間打楽器を担当したとはいえ、専門的な指導はほとんど受けておらず、運動神経もあまり良くなく、その時点では「楽譜がある程度読める」レベルで、演奏技術に関してはほぼゼロからのスタートでした…(初レッスンの動画が残っているけど引くレベル…笑)

最初のレッスンでまずやったのが

・スネアドラムの基礎打ち

・聴音(メロディ書き取り)の軽いテスト

スネアドラムは先に書いた通りひどい出来でした…

聴音は未経験だったものの、いくつか分かる音は書ける、というくらい。(幼少期におもちゃのピアノで遊んでいたとき、階名(ドレミ)で歌っていたおかげなのか、ピアノの白鍵の音は比較的取れた)     でも書き方も慣れず、ぐちゃぐちゃ…

そんなこんなでかなり底辺からのスタート。

ちなみに武蔵野音大の入学試験に必要なのが

専攻実技(打楽器)、副科ピアノ、ソルフェージュ、楽典の筆記試験、国語と英語のテスト(センター試験も使える)、面接

と、こんな感じです。(入試回作ってまた細かく書きます。)

レッスンを受け始めて2ヶ月ほどの頃はとにかく基礎練習。スティックの持ち方、太鼓にまっすぐにスティックを当てる練習、左右の手の差を無くす練習、太鼓をしっかり鳴らす練習…

これが意外と難しくて、フラストレーションが溜まる。

初期の頃は、スティックをまっすぐ当てられているかを確かめるためにチェック柄の服を着てそれを目安にしていました笑

かなり苦労しつつも、やりたいことができる幸せを噛み締めつつ、嶋崎先生の温かく楽しいレッスンを毎週楽しみにしていました。

そして、高校1年の夏。基礎練習と並行して練習曲も少しずつ始めた頃。

「大学の夏期講習行ってみたら?」と先生。

武蔵野音大の夏期講習は専攻実技とピアノのみのコースと、学科(楽典、ソルフェージュ)を含むコースがあり、ソルフェージュをほぼやっていなかった私は実技のみのコースで参加することに。

ピアノの先生は大学側に指定されますが、専攻実技の先生は希望を出すことができます。

未だに覚えているのが、嶋崎先生と電話でした会話↓

私「先生ってどう選べば良いんですかね??」

先生「うーん、○○先生は車が好きで、△△先生はヘビースモーカーで…」

私「えっ…と…打楽器の情報をいただけませんか????」

ご趣味も大事な情報なのですが!!!(一応メモは取った笑)

「あっ、安藤先生は?しおりは合うんじゃないかな。」

東京都交響楽団の安藤芳広先生の当時の現役門下生には嶋崎先生門下卒の先輩もいたため、私も安藤先生にレッスンを受けさせていただくことに。

そして夏期講習当日。自分のスネアを持っていなかったので嶋崎先生にお借りしたスネアを抱えて、灼熱の中仏子まで。(当時江古田キャンパスはリフォーム中。)

初めての大学、初めて会う先生に受けるレッスンにガチガチになりつつレッスンに臨みました…!

そこでふくだを待ち受けていたものとは…?!

長くなりそうなので今日はここまで!!

「出会いとか書いといてまだ出会ってないじゃん!!」というツッコミが聞こえるような気がしますが^ - ^

次回もどうぞお楽しみに!

それではまた来週〜!!


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