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ロングミックスをしてみよう(House編)その3 フワッとアゲ角度を上げてみる

はい、皆様こんにちはDee-Sです。ロングミックスのやり方、どうすれば上手に出来るんだろう?という素朴な疑問をロングミックス教材を聴きながら解説しようと思います。この記事は連動しており、その1から順番に読んでいただくことで成立しますので、前回、前々回の記事を読んでいない方は以下の記事をまず確認いただければと思います。

早速ですが使用した曲は以下になります。

1曲目(A)

Halo – Primitive

2曲目(B)

Silicone Soul - Chic-o-Laa (H-Foundation Remix)

この2曲をロングミックスしたものが以下のミックスです。

このミックスの要点

前回、前々回とパーカッション主体の展開ですので、ここらで同じ雰囲気をキープしつつも現状維持~ややアゲ基調から少し角度をアゲ基調で「いよいよ始まるな」というような雰囲気をリスナーの皆様に認識いただくためにテンションを上げていきます。前の曲が空間系中心のFunkyな曲調で横ノリなのに対して、若干タテの動きが加わってアゲ基調に変化していくのを狙っていきます。

そして今回のミックスは以下のタイミングでミキサーの操作をしています。

03:36 Bの曲をミックスし始めて32拍×2でBの曲をVolume 10に上げる
04:38 ココからAの曲とBの曲のLowを差し替える作業、32拍でアクセントをつけるように入れ替え。そしてAの曲のVolumeを徐々に下げ始めVolume 0までゆっくりジワジワ下げていく
05:40 Aの曲のVolumeは0状態になりミックス完了

このミックスで前回、前々回の雰囲気を踏襲しつつも現状維持からややアゲだったものが少し角度が急になってアゲ基調になっているのがお判りでしょうか?次回は1回目から3回目を通して聴いてみてご自身のテンションがどのように変化していくのかを確認してみましょう。


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