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育てて、ずっと使う

毎日使うフライパン
結論から話すと、鉄のフライパンに新調しました。
メンテナンスをすれば、半永久的に使えるというもの。

今までは、スーパーにも売られているような
テフロンコーティング等がされた、安価なアルミのフライパンを、特にこだわりもなく使っていた。

料理がそれなりに好きなので、使用頻度も高く
割とすぐにコーティングが剥がれ
焦げ付きやすくなり、油を多めに引くのも億劫で
安価だし、そんなに思い切らず新しいものを買う、
を繰り返してきたけど

毎日使うものが消耗品って悲しいなと
ふと思った

鉄フライパンの存在は知っていたけど
世話が大変、というのも知っていたので
なかなか手が出せなかったけど

鉄製の調理器具を使うことで
食品に吸収されやすい鉄分が溶け出すため
比較的手軽に鉄分が摂れると
流し読みしてた何かの記事で読み

食材に含まれる鉄分をさらに鉄分リッチにできるなら
手間も差し置いて鉄フライパン良いじゃん、って思った

話が脱線しますが
ちょうど子どもの鉄分補給について考えてた

妊娠中は母体から鉄分を送り続け
体内に鉄分が貯蓄されているようだけど
生後半年頃から、その貯蔵鉄が不足し始める

生後半年って
ちょうど、母乳やミルク以外から栄養を摂り始める過渡期。
うちは幸いなことに、食事が割とスムーズに進められたけど
果たして日々の食事は、子どもに十分な栄養与えられてる?と

足りない鉄分を補うのに、食材から摂るのは勿論なのだけど
子どもの小さい口に取り入れられる量も限られているし

だからこそ、食材の栄養化をアップすることは、
我が家にはめちゃくちゃ合理的だった。


話は戻って
鉄フライパン。
これが一番の理由だけど
熱伝導と耐熱性、食材の水分を飛ばしすぎず
火を入れられるとな

こんな感じで、様々な言い訳をつけて
turkのフライパンを購入しました

シーズニング前のturk
ロースト用24cm

1:出荷時に錆防止に塗られている、塗装を焼き切る
フライパンを空焼き。中火〜強火で火にかけて暫くすると煙が出てくる。
塗装が気化し、全体に熱が入って青みがかり
煙が出なくなったら焼き切り完了。

わかりにくいですが、
煙が出なくなり焼き切り完了した状態

2:スチールたわしと中性洗剤で塗装の残りを除去
粗熱が取れたフライパンを、スチールたわしと食器用洗剤(中性洗剤)で洗っていく。
ゴシゴシ、よく洗えたら、キッチンペーパーやタオル(汚れていいもの)で水気を取る。


3:油ならし
乾性の油(※)をキッチンペーパーなどで塗り広げる。
馴染ませるように
塗り込めたら、強火にかけ煙が出なくなるまで焼く。
火から下ろし粗熱を取る。


空気に触れると固化しやすいというのが乾性。
シーズニングは固化した油の膜で鉄を保護するものなので、乾性油が最適だということ。

乾性油は、アマニ油やえごま油など
半乾性油は、米油やごま油など
不乾性油は、オリーブオイルや牛脂、ラードなど

だそうです。
我が家ではえごま油をつかいました。

4:鉄の匂いが気になれば、野菜クズを炒める
油を塗り込み、火で気化させた時点でシーズニングは完了しているが
鉄独特の匂いが気になる場合は、
料理で出る野菜のクズ(玉ねぎや人参の皮とか、食べない部分)を炒めると匂いを抑えられるとのこと

前日の料理で出た野菜クズをとっておいた

5:洗剤は使わずにお湯で洗い、火にかけ水気を切る
野菜クズを炒め粗熱が取れたら、お湯とたわしでサッと洗い、キッチンペーパーなどでフライパンを拭いて火にかけ、水気を完全に取り切る。

6:油を塗り込む
3同様にキッチンペーパーなどで乾性油を塗り込み完成

シーズニング前と比べ、
色も艶もこの通り。

普段は、5-6を料理後にすればいいそうな。

錆ないように、大事に育てていきたいフライパン。
火入れが勝負なお肉とか野菜をグリルするのがとても楽しみ。


つづく、

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