幼少期。 幼稚園から 小学校への過渡期に どうして将来なりたいものなど 書かなければならなかったんだろう。 まだ産まれて 数年しか生きていない そんな僕らが 何になりたいかなんて TVや映画 近所の書店で立ち読みした雑誌 地元の街や 旅先で見たもの 触れたもの そして 親や友だちから得た 知識や経験 そんなものの中に ぐらいしかなかった。 大半は無意識に ただ流されるように 大きな渦の中 コントロールされた情報によって 僕らの未来へのレールは 予め敷か
彼の訃報を知りなにかを変えたいとギターを手に取った でもなんかうまく行かず なんだか ずっと夢の中にいるみたいだ 気怠く ぬるい風 ぼわっとしてて 醒めない夢のよう 生きるということは 死に向かっていると同義 世の中と上手くやれてるひとの帰る場所はちゃんとあって でも上手くやれてない人たちの行き場は一体何処にあるんだろうか 「死んでいくということはとっても惨めなものだろう」マーシーは歌ってた 人を愛することをぼくは見つけられたんだろうか 成功した惨めなおっさん
自分の人生は自分しか救えない 人生に不遇を感じて 不満ばかり漏らしても 現実は何も変わらない どんなに不幸な境遇であっても 自分の脚で前に進むしかない 変えられるのは自分だけだ (備忘録として)
愛の本質とは死だ。 死は人間を完成させる。 「愛そのもの」 となった人間は 「憎むことも 殺すことも 奪うこともしない」 それこそ 愛の正体であり 現し世に存在する 唯一の美なのだろう。 でも 聖者になんて なれやしないし そんな 高尚なもの 手を伸ばしたって 届きはしない。 どんなに みっともなくても どんだけ 惨めで 情けなくたって たとえ "それ" がそこまで 綺麗なもの ではなかったとしても。 ひどく中途半端で 矛盾だらけの私たちが い
