人生が変わる!アクティブケアのすすめ!!Vol.2

アクティブケアは基本的に、簡単に継続できるものなら、どんな物でも構いません。ラジオ体操からストレッチ、筋トレやジョギングにスイミング等々、特になんでも構いません。よく30分とか40分以上やらないと意味がないような事を言う方がいらっしゃいますが、そんな事は全くありません。もちろん、より効率的、効果的に行うなら何らかの制限や決め事があるのですが、私が思うに‘まずはやってみる事’そしてそれを‘継続する事’が一番重要だと思います。そんなアクティブケアの中でも私がお勧めするのは、なんといっても一番手軽に始められるウォーキングです。

では、今日は歩くと得られる効果について少しお話しましょう。
ウォーキングを始めとするアクティブケアには沢山の利点があるのですが、少し上げるだけでも

心疾患のリスク軽減、血圧コントロール、コレステロール低下、Ⅱ型糖尿病、脳梗塞、うつ、関節炎、転倒、メタボリックシンドローム等の予防、ダイエット、体重のコントロール、理想の体型へのアプローチ、気持ち(心)の安定(アクティブケアの多くは、脳内の化学物質を増やす傾向にあるので幸福感や、リラックス、自己評価等がアップします)、
細胞エネルギーの向上、筋力、筋スタミナアップ、酸素/栄養素を細胞への運搬力アップ、睡眠への効果、良い入眠、深い睡眠へ、夜間就寝(中途覚醒を防ぐ)、痛みのコントロール(48時間の急性期後、痛みのない範囲でアクティブケア行うことで、炎症部位(損傷部位)を周囲の筋肉がサポート)等々、ウォーキングの効果・効能を上げると本当にキリがありません。

こんなにたくさん利点が得られるなんて
歩く事って本当に凄いですよね。

ではなぜこんなに沢山の効果が得られるかというと、
代表的な理由としては、

①血流が良くなる
②細胞内でエネルギー(ATP)を作ってくれるミトコンドリアの活動が上がる
③筋力がついて弱い所、痛む所を段階的に守ってくれる(痛みの軽減)
④太陽に当たる事で良い入眠効果や多くのホルモン分泌に良い影響が得られる(メラトニン分泌)
⑤アクティブレストとしては最高

とても疲れた時に何もしないでゴロゴロしているよりも、簡単な運動で老廃物質を流して疲労を軽減することをアクティブレストといいます。このアクティブレストに関してはまたの機会にお話しすることにしますが、ウォーキングはこのアクティブレストにも最適です。

例えば、毎日を気分良く過ごすために、お日さまの下で簡単なウォーキングをすると、夕方から夜にかけてメラトニンというホルモンが分泌されて、勝手に眠くなるようなシステムを人間は持っています。私の知る限り、現在日本では多くの高齢者が睡眠薬や睡眠導入剤を毎日服用していますが、お昼間に簡単なウォーキングを行うだけで、服用しなくても夜ぐっすり眠れるようになった方を私はたくさん知っています。高齢者の場合はポールを使用したポールウォーキングなんかは特にお勧めです。

さあさあ、これを読んだら是非外へお出かけしてみてください。
このウォーキング、楽しく3週間から3ヶ月程度続けると、きっとあなたの人生が変わるに違いありません。

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