形成外科がみえる。

形成外科の若手医師です。日々の日常診療や、夢であるアメリカ留学、形成外科に関して記事を…

形成外科がみえる。

形成外科の若手医師です。日々の日常診療や、夢であるアメリカ留学、形成外科に関して記事を書きます。 こんなあなたに向けて記事をかいております。 ・形成外科に興味がある人 ・形成外科専門医試験を受験する人 ・明日手術で術前準備をしている人 ・上級医に怒らなないようにググっている人

最近の記事

ALT(anterolateral thigh flap) 前外側大腿皮弁

概要外側大腿回旋動脈の穿通枝皮弁で 薄く大きな皮弁を太く長い血管茎でとることができる。 解剖学変異が多い。 フラップのサイズは最大で20×15cmとの報告がある。 栄養血管外側大腿回旋動脈の下行枝。 大腿動脈あるいは大腿深動脈より分岐し、上行枝と下行枝に分かれ、大腿直筋と外側広筋の筋間中隔を 下行する。何本かの枝がこれらの筋に筋膜皮枝(穿通枝)を送る。直径は2mm以上でpedicleの長さは8cm 以上。 感覚前/外側大腿皮神経 備考外側大腿回旋動脈を茎として連合

    • 自己紹介

      自己紹介形成外科の若手医師です。数年前に専門医試験を受験し、その際に勉強した内容を、覚え書きとして書きたいと思います。 他には、夢であるアメリカ留学、日々の日常診療、趣味に関して記事を書きます。 こんなあなたに向けて記事をかいております ・形成外科専門医試験を受験する人 ・形成外科に興味がある人 ・明日手術で術前準備をしている人 ・上級医に怒らなないようにググっている人

      • 腕神経の覚え方

        さまざまな覚え方があり、よく専門医試験でも出題される分野です 私の覚え方は、橈骨神経、正中神経を覚えて、それ以外が尺骨神経です。 <橈骨神経> 橈骨神経領域は、rの文字が非常に重要になります。 覚え方としては、 橈骨神経 → 英語はradial → r → 亻 →伸 →伸筋  橈骨神経 → 英語はradial → r → ト →外 →回外筋  つまり〇〇伸筋や 肘を伸ばしそうな 上腕三頭筋は 橈骨神経支配です。  <二重支配>この二重支配は気合で覚えます。 深指

      ALT(anterolateral thigh flap) 前外側大腿皮弁