ALT(anterolateral thigh flap) 前外側大腿皮弁

概要

外側大腿回旋動脈の穿通枝皮弁で 薄く大きな皮弁を太く長い血管茎でとることができる。 解剖学変異が多い。
フラップのサイズは最大で20×15cmとの報告がある。


栄養血管

外側大腿回旋動脈の下行枝。
大腿動脈あるいは大腿深動脈より分岐し、上行枝と下行枝に分かれ、大腿直筋と外側広筋の筋間中隔を 下行する。何本かの枝がこれらの筋に筋膜皮枝(穿通枝)を送る。直径は2mm以上でpedicleの長さは8cm 以上。


感覚

前/外側大腿皮神経

備考

外側大腿回旋動脈を茎として連合皮弁として腸骨、 大腿筋膜張筋、外側広筋、大腿直筋、縫工筋が同時に移植できる

動画

ここでは参考になるyoutubeを引用にします

・英語字幕も記載されており、非常にわかりやすい
・筋膜上でアプローチ
・perforator → pedicle の順に追っている


・倍速で再生されている。英語の音声のみで、インドなまりで聞き取りにくい
・perforator → pedicle の順に追っている
・投稿者名にeducationとついているだけあって、非常に教育的

・生体でなく、献体で解説されている
・投稿者が、microsurgery made easy!! とういうだけあって非常にシンプル


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