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AGAって何?男性型脱毛症のメカニズム【男性ホルモンと発毛サイクル】

電車の中吊り広告やTVCMでよく目にするAGAというワード。脱毛症の1種としてすっかり知名度を得ましたが、実際AGAって何?どういう状態がAGAなの?と思っている人も多いのでは?
どのようなメカニズムで進行する薄毛がAGAなのか、要点を絞って解説します。

男性ホルモンによって進行する薄毛がAGA!

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症のことです。
思春期以降に額の生え際や頭頂部のどちらか一方、または双方から髪の毛が薄くなる状態です。

男性ホルモンの1種(ジヒドロテストステロン)が、毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結合して脱毛因子を増やします。この脱毛因子(TGF-β)が毛乳頭や毛母細胞へ「髪の毛がぬけるように」と指令を出すため、薄毛が進行していきます。

■どうして薄毛が広がっていくの?

ところでなぜ薄毛は広がっていくのでしょうか?抜け毛が増えても、それと同じくらい発毛していれば、理論的には急速に薄毛が広がっていくことはないはずです。 これには毛周期が関係しているのです。

発毛サイクルは、毛包から毛が生え→長い期間をかけて育ち→成長ストップ→抜け落ちる→また毛が生える、の繰り返しをたどります。これが毛周期です。

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こちらの図のように健康な毛包では、成長期が2~6年あるのに対し、AGAを発症した毛包は数か月~1年ほどしかありません。
そのためしっかりとした毛髪になる前に抜け落ちてしまい、そのような毛包が増えることでどんどん薄毛が広がってしまうのです。
一つの毛包から発毛する回数は一生のうちに決まっているため、何か対策を取らない限り薄毛が続き、やがてその毛包からは髪が生えなくなり、フケとして表皮から脱落します。

AGAによって早まってしまった毛周期を整え、発毛した髪の毛の成長期を通常の長さに戻すことで、抜け毛を抑えて健康に毛髪も育てること。それがAGA治療の第一歩です。

■AGAで乱れた毛周期を整えるには?

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まずは生活習慣の改善です。
良質な睡眠と適度な有酸素運動。亜鉛、タンパク質、ビタミンをバランスよく摂取。ストレス・喫煙、過度なダイエット、飲酒はNG!シャンプーは刺激の少ないアミノ酸系にして、整髪料は頭皮につけないことで直接的なダメージを防ぎます。
理想を言えば上の通りですが、この通りの生活を送るのは難しい人も多いのではないでしょうか。
また、どんなに生活習慣に気を付けていても、遺伝的にAGAを発症してしまう人もいます。

毛周期を整える、という意味ではクリニックの処方薬の服用が確実で手軽と言えます。
フィナステリド製剤・デュタステリド製剤を服用することで、男性ホルモンによる毛周期の乱れを防ぎます。
市販のミノキシジル系塗布剤は手軽ですが、毛周期を整えるのではなく新たな髪の発毛を促すので、根本的なAGAの治療には単品だと不向きだと言えます。

生活習慣の改善だけでは薄毛を止められない場合は、AGAの進行が進んでいる可能性があります。 不安な場合は、ぜひドクターズヘアにご相談ください。

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