※2019年4月18日のブログからの再掲載です。
インタビュー&執筆のお仕事で、初の石巻へ。
朝、東京駅から新幹線に乗って仙台駅で降りたまではよかったものの、ちょっとしたトラブル(というか凡ミス。笑)が発生。スタッフ一同、ローカル線を何回も乗り継いで、まるでぶらり旅。
ようやく石巻駅に到着し、そこからタクシーで50分ほどかけて、十三浜にある小さな漁港へと移動。
道中、北上川沿いを通ったのですが、そのあまりの雄大さに圧倒されてしまいまして。
タクシーの運転手さんから「ここは新しくできた道路なんだ」とか「あそこに見えるのが大川小学校の跡地だよ」とか「この橋はあのとき半分くらいなくなっちゃったんだよね」とか、いろいろなお話を伺いながら。
あの日にこの場所で何が起きたのかを想像すると、やはり、いろんな感情が湧き上がるわけだけれど。
そんなわたしのちっぽけな想像力なんてたやすく呑み込んでしまうほど、川も山も空も、その先の港で出合った海も、あまりに大きくて、力強くて、
ただ、立ち尽くすしかなかったのでした。
なんというか。
かなわないな、と思った。
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