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Orcaのオペレーターについてのまとめ

シグナル・コンポーズの大和です。最近、出身大学であるIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の学生が起業したリストの中に自社である株式会社シグナル・コンポーズが載っていることを知ってびっくりしました。

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ちなみにこれで2社目です。1社目は「アライアンス・ポート株式会社」というデザイン会社を十年以上前に起業して(正確には当時は合同会社でIAMASの卒業生と共に起業しました)、その後その会社から離れてIAMASに入学してるのでなんか感慨深いものがありますね。なんにしても新しいことにずっとトライしてるのは刺激的でいいものです。

Orcaのオペレーターの記事一覧

このところOrcaのオペレーターを読み解く記事を書いてきましたので、下記にそれらをまとめておきたいと思います。基本的にTydalcycleとかと違って自分でコマンドを打つという感じではないので、シンタックスのエラーが起きにくい、というのはOrcaの良いところですね。その分Tycalだと自分で拡張したりとか色々出来そうな感じがしますが、そういうところはどうしても弱くなりがちです。まぁでも制限のある中で組み合わせでやっていく、というのは楽しいもんです。

このUの回は、反応が薄かったのですが個人的にはユークリッドリズムについて理解するきっかけになったので大満足です。ユークリッドリズムまだ論文を読みきってませんが、それだけの回をやってもいいかな、と思ってます。

で、これらの記事の元になってる、というか別途一覧的に纏めているのが以下のページになります。

誰でも参加できるので、以下のリンクから参加して色々とノウハウを貯めていけるといいなと思っています。

https://scrapbox.io/projects/orca/invitations/2282cdaa2d607412968080839d5166ce

とりあえずTwitterとかでの面白い活用事例を集めて行こうかな、と思ってますが協力者を募集します。あと、オペレーターの解説でわからないところや間違っているところ、他にやってみて欲しいことなどリクエストあればやれる限りでやりますのでコメントなり、上記のScrapboxに参加してリクエストのページとか作って Twitterで @yamato にmentionしてくれるなりしてくださいませ。一緒に楽しんでいける仲間募集してます。

Tips関連

上記のオペレーターの記事を書きながら疑問に思ったことでこれは押さえておかないと、と思ったのは「小文字のオペレーターはbangで作動する」というやつです。でもこれも一筋縄ではいかない感じで例えば

・Cを小文字にしてもbangでカウントされるわけではなく、カウント自体は進んでいてその時点でカウントている数値が出力される

とか、色々と癖がありそうです。そのあたりあまりドキュメントになっていないので、下記のForumとかをみていくと良さそうです。

https://llllllll.co/t/orca-livecoding-tool/17689.rss でRSSが取得できるので購読しておくといいかもです。

今後の予定

とりあえずもうやり方自体は予想がついてるし過去に他のものでやったことがあるんで、サクッと出来るとは思いますがIACバスをつかったInternal MIDIでの連携や、OSCでの連携などやっていきたいと思います。一応考えているのは(順番は前後すると思うのですが)、、、

・普通にpilotつかう(あまり音源として好きじゃないのでそれほど掘り下げる予定ナシ。要望あればやるかも)
・midiで外部デバイス鳴らす (MIDI野郎や他の機器と連携する予定)
・maxやprocessingとmidi/oscで連携する
・p5jsと連携する

あたりまではやろうかなと思っています。

ご依頼/相談/問い合わせ、などは


シグナル・コンポーズでは音楽制作、Max/Max for Liveデバイス制作など、各種テクニカルなコンサルティングやディレクション、R&D、プロトタイピング、制作などお受けしています。何かあればお気軽に info[at]signalcompose.com にお問い合わせください。よろしくお願いします。会社概要等は以下のサイトをご覧ください。折角なのでOrcaを使ったワークショップとかやってみたいですね。個人的にはEPを一つリリースするくらいはやってみようかな、と思ってます。

また、昨年はこんなアルバムのリリースもしています。

次のM3(3月)にも参加の予定です。音楽系のポートフォリオも以下で纏めてありますので、ぜひご覧ください。音楽制作は広くやっていきますのでお気軽にご連絡ください。



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