Ready music!
9月。少し寒くなりつつある季節の部活の帰り道にて。
白「今日でパートは決まったから良いとして、あとは曲だな」
花「毎年カバーとオリジナルどっちをやってるんですか?」
白「あれ、新歓で言わなかったっけ?」
ごめんなさい。ドキドキでそれどころでは無かったです。
白「まあいいや。えっとね、バンドによって違うんだけど、うちのグループはオリジナル・カバー2曲ずつをやっているよ」
花「曲は誰が考えるんですか?」
白「それが、今まで先輩がほとんど作ってたから今年は作る人がいないんだよね。まあ、作曲くらいなら俺ができるけど、作詞はどうも向いてなくてね……」
花「私やってみたいです」
白「やってみる?花崎なら良い詩が書けそうな……」
花「プレッシャー掛けないでくださいよ!」
せっかく軽音楽部入ったんだから何かしらで貢献したい気持ちがあった。
とはいえ、今まで詩とか書いたことないけど大丈夫かな……。
白「花崎、明日空いてるか?」
花「はい、空いてます」
白「よし、さっそく明日放課後曲の打ち合わせするぞ」
???
なんか凄いことになってる。
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