見出し画像

横浜子育てサポートシステム新制度がスタートして

令和5年7月1日より、横浜子育てサポートシステム(通称:子サポ)の新制度がスタートしました。
子サポの利用料の改定、提供・両方会員の方に給付金の支払い、令和5年4月1日以降に生まれたお子さんを対象に8時間分の無料クーポン券の配布など、横浜市で初めての取り組みです。利用会員、提供・両方会員の方々にも案内を郵送し、7月にスタートしました。

横浜市の子サポ新制度のお知らせ

繋がりはそのまま、料金改定を実現!

今回の新制度は、利用会員にとっても提供・両方会員にとっても充実した内容で、利用会員は利用料が800円から500円(※)と300円安くなり、提供・両方会員は市からの給付金500円と合わせて活動報酬費が1000円となります。
既存の会員の方々には新制度を説明するにあたり、地域の預かり合いの良さに加え、料金改定をアピールポイントにしています。
(※平日の7~19時の料金)

活動報酬費のやり取りは、直接会員同士でしていただいていますが、提供・両方会員の方には給付金を受け取る手続きが追加になりました。6月に新制度について説明会を開催、7月以降は活動報告書提出期間中の提供・両方会員からの問い合わせに対応できるよう人員を配置するなど、体制を整えています。
事前打ち合わせなどでお会いする時に、
「新しい報告書になったことでいろいろと手間が増えてしまってすみません。」
とお伝えすると、多くの提供・両方会員の方々は、
利用料金が安くなって、利用会員にとって良かったですね。
と、温かいお言葉をいただきます。
既存の会員向けのアンケートでも、
子サポの活動にやりがいを感じる。
いったん子育てが終わったけど、また小さいお子さんと関われて嬉しい。
などのお声がありました。本当にこの子サポの活動は、このような方々に地域の中で支えられていることを実感しています。

無料クーポン券について、利用会員からのお問い合わせも多くいただいており、
「この春、生まれた子がいます」
「今、二人目妊娠中なんです」
などと、子サポ利用者も、これから子サポに登録しようと関心を示してくれる方も、無料クーポン券があることで子サポを使ってみようかな、人に頼っていいんだな、と思ってくれるようです。
ひろばスタッフも、私たちコーディネーターもより利用してもらえるよう周知していきます。利用会員の要望に応えていけるよう、担い手となる予定者研修会の実施にも力を入れ、地域での支え合いの活動の良さを伝えていきたいです。

研修会&講演会で子サポをより身近に

11月には、港北公会堂にて拡大版予定者研修会と銘打って、受講科目の「子どもの発達と生活」を予定者研修会受講者と一緒に、子育てに関心のある地域の方にも聴いてもらえる講演会を開催します。
昨年度も開催し、総勢100名の方に参加していただき、今の小学生の生活などを知ってもらえる良い機会となりました。今年度の拡大版予定者研修会の講演会にもぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。

子サポの拡大予定者研修

利用料金が安くなったことで、多様な子育て家庭にとって子サポの利用の促進と周知が高まってくれたらいいなと思っています。
「ワンコインなら使ってみようかな」と思ってもらえるよう、丁寧な対応をこれからも心がけ、これまでと同様スタッフとのコミュニケーションを大切にしながら、子サポ事業に取り組んでいきたいと思います。

どろっぷ・どろっぷサテライトへのお問い合わせは、ホームページにて受け付けております。本記事に関するご感想もお寄せください。
港北区地域子育て支援拠点どろっぷ