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悔しさとガラナ

時折、無性にガラナが飲みたくなるときがある。
しかも、大抵は夜中だ。

今日も深夜0時半。

部屋から徒歩20秒くらいの自販機へ。
ガラナのボタンを押し、出てきたのを手に取ってみると・・・。

アミノサプリでした。
160円でした。

悔しさが込み上げてきました。

ガラナのサンプルのところのボタンを押してアミノサプリが出てきたのに、私は何もすることができません。
ただ出てきたアミノサプリを手に、うつむきながら部屋に戻ることしかできません。

私はあまりに無力でした。

しかし、ここで私の中に一つの感情が生まれたのです。

「このままでは終われない」

サッカー日本代表もグループリーグ第二戦でコスタリカに負けた際、同じように思ったはずです。

「このままでは日本に帰れない」と。

私は日本代表から熱い気持ちをもらいました。
「もう一度、戦ってみよう。」

ただ、怖くもありました。
もう一度ガラナのボタンを押してアミノサプリが出てきたら、私は完全に負けたことになってしまう。

かといって裏をついて、ガラナから7個くらい右側にあるアミノサプリを押してみようという勇気も出ません。
それでそのままアミノサプリが出てきたら、私は一生笑いものです。

自分を奮い立たせました。
震える指を抑えつつ、ガラナのボタンを押したのです。

出てきたのはガラナでした。
諦めなかった私の勝利です。
私は320円を払って、ガラナとアミノサプリを手にしたのです。

今日は敵でしたが、いつか笑ってアミノサプリを飲む。
そんな日がくればいいなと思っています。

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