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STEP 5. ドローン飛行判断 立地確認


こんにちは、ドローンクエストのマサです。

この「ドローン外壁調査 実践マニュアル」では、
ドローン外壁調査を行うための過程を 全21 STEP で投稿していきます!


💡 初めてドローン外壁調査 実践マニュアル を閲覧される方は、必ずこちらの記事を観てから順を追ってSTEPを進んでください!☟☟


・ドローン外壁調査とは 
・外壁調査に必要なもの 
・外壁調査の段取り   
 ~ 事前準備 机上 編 ~ 👈いまココ❗  
 ~ 事前準備 現調 編 ~   
 ~ 事前準備 計画書類 編 ~   
 ~ 事前準備 施工書類 編 ~
・外壁調査事前準備まとめ
・外壁調査の撮影方法&注意点
・外壁調査画像解析
・報告書作成

今回はドローン飛行判断 立地確認、と題して事前準備を進めて行く上で、建物の環境について調べていきます。

STEP4.では「飛行・環境 確認」のことを話したので次の項目「立地・環境 確認」へ行きましょう。

  ➀ 目的把握     
  ② 飛行・環境 確認        
💡③ 立地・環境 確認

環境 確認の記事を読んでいない方は事前調査としての段階が重要なので、是非STEP4.を読んでから戻ってきてください!☟☟




 ✅ 立地チェック

┃そもそもドローン飛ばせるのか? 


調査する建物の周りはどうなっているのか、確認しないとドローンを飛ばせる場所なのかすらわかりません。

お客様と話が進んでいってから、「申し訳ありません、、あの、そもそもドローン飛ばせる立地ではなかったです。」なんてことにならないように、しっかりチェックしましょう!

■ すべての外壁をドローンだけで調査できるのか??

まずはオンラインで調べられる事は全部調べてみましょう。

【Google Earth Pro を使って立地環境を調べる】

➀ こちらの検索窓から建物の住所や名称を入れて飛んでいきましょう


② 例えば、こちらの青で囲った建物の立地環境を観ていきます

③ まずは東面からみていきます。
こちらの面は問題なく飛行できそうですね。伸びている電線もなさそうです。気を付ける点としては、近隣のお家の屋根に近づく飛行があるかも?という事ですね。

また東面の横はスペースが開けているので、ここを離着陸場所にしたいです。なのでここのスペースが誰の管理下にあるのか確認する必要があります。


④ 次は南面
こちらも開けていて、駐輪場になっているので住民の方以外は立入りがない空間なので問題なく飛行できそうです。
そして離着陸場所の確保も問題なくできそうです。

そして、西面はお隣のビルと隣接しているのでドローン飛行は不可能です。。

では最後に北面をチェックしてみましょう!

北面も問題なく飛行できそうです。

次はGooglemapでみていきましょう。

はい、街灯はありますが、電柱&電線もないですしドローン飛行は問題なくできそうです。

このように

  • Google Earth Pro

  • Google Map

を使ってオンラインでの情報収取をしっかり行います。

┃道路使用許可は必要か?


ドローン外壁調査を行うときに確認が必須な事

➀ 離発着場所は確保できるか?
② 道路使用許可は必要か?

✅ ➀ 離発着場所について

上記の調査物件では

・東面
東面側にある駐車場はお隣さんが管理していたので、そちらから離発着させてもらえるようにしました。

・南面
南面はこちらの住民の方が使う駐輪場だったので、安全管理措置をおこない離発着問題なし。

・北面
北面は大通りに面していて人通りが多い&第三者上空の飛行になるので道路使用許可必須です。



✅ ② 道路使用許可について

今回の調査では道路使用許可が必要ですが、道路使用許可については別のSTEPで紹介します🙇‍♂️


┃オンラインでの最終判断


STEP 4. ドローン飛行判断 環境確認
STEP 5. ドローン飛行判断 立地確認

を総括すると現時点では「ドローン外壁調査 可能」という判断ができました!

あとは実際に現場調査にいって、立地・環境を自分の目で見ての判断です。

実際に現場に行ってみると、

「・・・あれ?オンラインで確認したときより、意外と空間狭いな。。」
「電線大丈夫だと思っていたけど、かなり張り巡らされてる!」

など現場でしかわからない注意点も見えてくるので、現場調査も怠ってはいけません。



いかがでしたか??

という事でいよいよ次は現場へ実際に行って、自分の目で観て施工日のスケジュールを想定しながらの現調です。

次のドローン外壁調査 実践マニュアルは事前準備現調編!STEP 6.【現場調査でのチェック項目 20選】です。


外壁調査事前準備 ~ 現調 編 ~
STEP 6. 現場調査でのチェック項目 20選

・実際飛行できるのか?
・〇〇は季節で変わる
・熱を発するものはないか?
・建物に〇〇するものはないか?
・現調で必ず持ち帰ってくるもの

などなどを深堀りしていきます!

現調でも確認することがたくさんあって、僕がいつもやっている項目を上げたら20項目ありました!是非忘れないようにメモしてくださいね( ..)φメモメモ!!


ドローンの上手な利用により、一般的にもドローンが日常生活に溶け込む未来が近づいています。その中で、ドローン外壁調査も普遍的に認知されるようになることを願っています!




現調で初めてわかる事もたくさんあるので、一緒に確認していきましょう!
次の記事も楽しみにしていてくださいね💡

STEP 6. もよろしくお願いします!!




⏰ 全 21 STEPを予定しております!

STEP 0. ドローン実践マニュアルに進む前に
STEP 1. ドローン外壁調査とは 
STEP 2. ドローン外壁調査に必要なもの
STEP 3. 調査目的と調査範囲の明確化
STEP 4. ドローン飛行判断 環境確認
STEP 5. ドローン飛行判断 立地確認 
STEP 6. 現場調査でのチェック項目 20選 👈 次はココ❗
STEP 7. なぜ重要?!事前準備&一覧
STEP 8. 見積書作成
STEP 9. 調査計画書の作成
STEP 10. 施工スケジュール表の作成
STEP 11. 道路使用許可の取得方法
STEP 12. スムーズに施工するための対策
STEP 13. 各自役割と注意点
STEP 14. 撮影前チェック項目
STEP 15. 施工 調査撮影(パイロットの心構え)
STEP 16. 不具合箇所の知識
STEP 17. 画像解析の進め方
STEP 18. 可視画像解析
STEP 19. 赤外線画像解析
STEP 20. 報告書の作成
STEP 21. ドローン外壁調査まとめ

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【 Xアカウント 】 マサ @ DroneQuest-ドローンクエスト

⌘ 取得免許 ⌘
一等無人航空機操縦士(限定解除マルチ)
赤外線建物診断技能師
第三級陸上特殊無線技士
第四級アマチュア無線技士
ドローンパイロット1級

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