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新職業になるのは『ドローンパイロット』ではなく『ドローンディレクター』

こんにちは

ドローンライフ 船津です。
ドローン飛ばしたい!ドローンを使って仕事がしたい!ドローンって稼げる!?などなど
業務でドローンを活用していると色々なご質問をいただくことが多いです。

ドローンの免許制度についてや、ドローンスクールについて等、最近は資格や免許について
新聞で取り上げられることが多くなってきました。
2022年にはドローンの遠隔操作について免許制度を設ける方針も発表されました。


別の記事で記載をさせていただきましたが、現在日本にはドローン免許制度はございません。
安全運用を行える知識・技術を有する人が国土交通省の許可・承認を得れば飛行マニュアルにのっとって
全国で飛行させることができます。
ドローンレース機等で利用する無線電波を使う場合には、無線に関する国家資格が必要になります。
ドローンとは無人航空機の総称ですので、使う種類によってルールが様々ございます。

この認識が広がっておらず、空撮等をしたいという人に対して、民間団体が発行するライセンスを
免許が取得できるとうたってスクールが乱立しているのが現状です。

2020年5月現在、日本には講習団体を束ねる管理団体が46団体、認定団体の数は720もできております。
この認定団体で教えている内容はドローンの基礎スキルです。ドローンを使って空撮を行いたいという方向けに
安全運用と機体の構造などが学べるところがほとんどだと思います。

しかし、この認定団体(スクール含む)の中には、ドローンパイロットが儲かる!これからはドローンの時代だ!
というようなフレーズで生徒を呼び込み、卒業生を〇〇名!とうたっても、スクールを卒業しただけの方には仕事が回ってこない。卒業しても仕事がないという状況です。
日本に720もの団体があって、空撮できるスキルを身につけても空撮仕事は飽和状態のため、仕事がないのは当たり前ですよね。

よって、スクールに通ってドローンを飛ばせるようになることで、今行っているビジネスに+αの要素が組み込める。
自分の仕事の業務としてドローン使えることで動画や写真につかえる。点検業務等が効率化できる。趣味で空撮したい。という方は、スクールで基礎を学ぶことは重要で受講するこ事をおすすめします。
(法規制や機体構造など丁寧に学べ、操縦基礎までサポートしてくれるため)
空撮で仕事して稼ぎたい!という方は現状を理解した上で検討されることをお勧めします。

市場予測として、ドローンパイロットが14万人以上必要になる。というメディアリードがありますが、市場予測としては、空撮パイロットの市場は全国でも5,000人程度。
点検や農業、セキュリティの各分野では2万人〜7.5万人が必要という予測があります。
ドローンが当たり前になる社会では、人手が不足している業務でこそドローンを使う必要があり活用が進みます。

その為、私がドローン業界にいる中で将来必要になると考えているのはドローンを飛ばせる
『ドローンパイロット』ではなく、ドローンを業務に取り込んで安全に正しい運用が行える
『ドローンディレクター』が必要だと考えています。

日経ビジネスでは『2025年稼げる新職業』という特集で『ドローン制御技師』という職業が紹介がされています。
この予測は正しいと思います。ドローンは衝突回避や遠隔操作の技術が発展し、人が操縦するよりも自動化したほうが安全に飛行可能です。
しかし、ドローンの構造や特徴・業務のどこで活用できるかは飛行経験が豊富で、ヒヤリハットなどの経験がないと安全な飛行ルートの作成などは行えません。飛行可能な時間や機能だけ知っていても、運用ガイドラインが構築できる程の知識がなければ事故につながってしまいます。

パソコンを会社で導入する際に必要なソフトウェアやセキュリティ対策をとって運用を決める、いわゆるSE(システムエンジニア)のような形で企業ごとにDD(ドローンディレクター)が必要な職業になるのではないかと考えております。
ドローンも様々なものがあります。しっかりと行う業務にあった機体の選定からソフトウェアの導入・飛行プランやガイドラインの作成から機材のメンテナンスまで実施ができる職業です。各企業にDDが配備されることで、人が行う業務のだいたいを複数のドローンで活用できればより効率的で安全な社会がつくれます。

その為、僕はドローンをうまく飛ばせるということよりも、構造や特徴を理解してどんなことに活用できるか。
どういう運用を行えば業務で活用ができるかという事を一緒に考え作っていける社会・人をつくる活動を行っていきたいと思います。

社会のために、『ドローンディレクター(DD)』という職業が憧れの職業として誕生できるよう、日々の活動をブログやSNSを通して、私が実業務で感じることや必要な知識などをまとめて発信していきたいと考えております。

ドローンのある生活✈︎
Drone Life     船津宏樹


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