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平戸いの翔塾×Dr.okke インタビュー① 〜地域密着塾のこだわりと、Dr.okkeの活用方法〜

株式会社okke代表の久保山です。
高校の頃から、使っている洗顔クリームが変わっていません。

長崎県平戸市にある「平戸いの翔塾」では、大手の学習塾での指導実績も豊富な井上先生が、地域に密着した自立学習型の指導を行われています。生徒の学力や進捗の把握ができるような、コミュニケーションの仕掛けが欲しいと考え、テスト作成ツール「Dr.okke」を導入。今回は実際に塾にお邪魔させていただき、塾の内容やDr.okkeの使い方をお伺いしました!


後半では、実際に生徒さんにもインタビューさせていただき、Dr.okkeを使っている様子も載せていますので、そちらも是非ご覧ください。

日本の西の端っこにすごい先生が!平戸いの翔塾とはどんな塾?

(okke 久保山)本日はよろしくお願いします!まずは是非自己紹介をお願いいたします。

(井上先生)日本の西の端っこにある長崎県平戸市というところで、個人塾を運営しております、井上翔一朗と申します。よろしくお願いします。

(okke 久保山)もともとこちらの塾を立ち上げられたきっかけは何だったのですか?

(井上先生)私は福岡県福岡市の出身で、大学を卒業した後10年ほど、福岡で大手の学習塾に勤務しておりました。業界的にも、そこで教育について色々と考える機会をたくさんもらいまして、そんな中、第一子となる子供が誕生したのが人生のターニングポイントになりました。

もともと仕事で、ここ長崎県の平戸市に来ることがあったのですが、こんな自然豊かな場所で子育てをしたいと思い、移住を決断しまして、これまでの自分の経験を活かせるようにということを考えて、個人塾を始めました。

(okke 久保山)素敵な決断ですね。福岡から平戸へ教育の場を移されて、同じ「塾」とはいえ地域による違いがあるのかなと思います。現在平戸いの翔塾に通っていらっしゃるのはどんな生徒さんが多いですか?

(井上先生)そうですね、福岡という都会であれば、高校生の中でも大学受験を専門にした塾とか、あるいは中学受験に振り切って指導する塾とか、そういった特化型でやっていく運営スタイルもあるかと思うんですけれども、平戸市は、一学年約200人しかいないんですよね。全体としても3万人を割り込むくらいでして、人口急減地域の一つとなっています。

なので、平戸いの翔塾では小中高の12学年すべてを対象としています。夕方には小学校の1・2年生が来て、夜遅くに高校生たちが帰っていくというような感じです。笑

(okke 久保山)一学年の人口が少ないとはいえ、すべての学年に対応されているのはとてもすごいですね。学年の割合としてはどのような感じですか?

(井上先生)小中高でちょうど3等分されています。中学受験をする子も、高校受験をする子も、大学受験をする子も一定数います。塾としては6年目に入っていますが、最初の頃から通ってくれていた小学生の子で、高校生になっても引き続き通ってくれている子もいます。

(okke 久保山)それは先生に対する信頼が厚いからですね。

(井上先生)ありがたいです。昔の成績状況や勉強状況などを把握しながらコミュニケーションをとることができるのが良いですね。

福岡からの移住を決断し、地域密着塾を一から作られた井上先生(左)

(okke 久保山)塾のことをさらに知りたい方に向けて、ぜひ塾のコンセプトや指導方針を詳しくお伺いできればと思います。

(井上先生)都会の塾のように、例えば「中3生はこの時間に来なさ〜い」と伝えて、教室に20〜30人集まってもらう、といったことは不可能でして、いつ来ても、いつ帰っても良いですよ、というのを平戸いの翔塾のスタイルとしています。

塾に来て取り組むべき課題としては、まずは学校の課題を優先しましょうと。で、+αで余力のある生徒さんに関しては、別途問題集を用意して受験対策を行うなど、個人個人に対して課題を設定して、指導している形です。いまの言葉で言うと「自立学習」ですね。

私は算数や数学が専門ですので、その科目についての質問があれば何でも答えます、という形で行っています。別で英語の先生もいます。

(okke 久保山)都会での受験指導を経験されている先生が地方にいる、というのはとても貴重だと思います。学校のサポートから受験対策まで、生徒さんそれぞれの状況に応じて個別にしっかりサポートできるというのは、大変心強いですね。

(井上先生)前職の大手学習塾での経験も踏まえて、そもそもどういった情報を集めれば良いかという点がわかるので、入試情報など、必要に応じて生徒さんに情報を提供できるのが強みかなと感じています。

(okke 久保山)まさにおっしゃる通りですね、ありがとうございます。

昔の私塾を彷彿とさせる、とてもカッコいい外観です!

生徒との良質なコミュニケーションにつながる、テストの活用方法とは?

(okke 久保山)では引き続き、弊社の作っているテスト作成ツール「Dr.okke」が、先生や高校生の方々にどのようにお役に立てているか、ぜひお伺いできたらと思います。Dr.okkeの導入前は、どのような点を課題に感じられていましたか?

(井上先生)先ほどの塾のスタイルの話につながるのですが、「質問があったらいつでも聞きに来てね」というスタイルのため、よく質問に来てコミュニケーションを取れる生徒もいれば、黙々と勉強して、たまにしか質問をしない、というタイプの生徒ももちろんいるんですよね。

生徒が満足してくれていれば良いのですが、こちらとしても、勉強の状況はどんな感じかなあと思うこともあり、「わからなかったら質問してね」と声を掛けることもあるのですが、それでもなかなか質問に来ない生徒も多いです。

そこで、生徒とコミュニケーションをとって、生徒の学力や進捗の把握ができる「仕掛け」のようなものが欲しいな、と思っていました。

そういった要望を挙げさせていただいて、Dr.okkeを導入した、という経緯でしたね。

(okke 久保山)ありがとうございます。1人の先生で多くの生徒さんを見るとなったときに、コミュニケーションをどう担保するかは難しいですよね。現在、塾の中で、どのようにDr.okkeを組み込んでご利用いただいているのでしょうか。

(井上先生)いまは、メインで数学と英語(英文法・英単語)を使っています。特に数学では、生徒が塾に来たときに、学校で習った範囲を聞いて、数学1Aの最初から習った範囲までを全部指定して、毎回簡単な実力テストを生徒に配信して解いてもらう、というのを習慣化しています。

それだけで良いコミュニケーションが生まれています。塾に来たときに、「授業でどこまで進んだと〜?」と声をかけるきっかけになるんですよね。生徒も、高校生になると趣味の話を聞かれても困るかもしれませんが、学校の授業の進捗はちゃんと教えてくれます。笑

(okke 久保山)声掛けからのテストによるコミュニケーションが習慣化されているのですね!

(井上先生)自分が声を掛けるのを忘れていたら、「先生、数学は〜?」とiPhoneを持ちながら近寄ってくるようになりました。笑

生徒の学習範囲の把握もそうですし、実際に解いてもらうことで「どこでつまづいているか」を生徒ごとに可視化できるので、その結果を踏まえて生徒と話が出来ています。採点結果を見ながらだと、生徒も自分ごととして捉えられるんですよね。

例えば高校2年生や3年生であれば、過去に習った範囲も含めてテストを行ったときに、「高1の範囲ができてないね〜。じゃあ数学1Aの復習に力入れていこうか」など、今後に向けた納得感のあるコミュニケーションをとることができ、非常に重宝しています。

(okke 久保山)ありがとうございます。生徒さんも、自分で黙々とやっていると、目先のテスト範囲などはできるようになっても、過去の範囲にひそむ自分の弱点にはなかなか気付けないんですよね。

Dr.okkeのテストが、納得感のあるコミュニケーションのきっかけに

(井上先生)そうですね。範囲が網羅されていて、またレベル別にも問題が用意されているので、生徒に合わせて出題できるんですよね。あと、非常に手軽にできます。自分で参考書とにらめっこしながらテストを作るのは大変ですが、本当に数クリックで生徒に合ったテストが作れる、という点が良いなと思います。

あと、私だけじゃなくて、生徒自身が実感しています。実は昨年度の高校3年生から大変好評で、塾が無い日も、「先生、テスト設定できますか?」みたいな連絡が個別に来ていました。

塾が無い日でも、「英文法を総復習したいので全範囲ランダムでどんどん出してください」「数学を一から復習したいです」という連絡が来るんですよ。自分がパソコンから配信すれば生徒のスマホに届きますので、自宅でも生徒がテストに取り組んでいましたし、そういう生徒からの働きかけがあるということが、Dr.okkeというシステムへの評価を表しているんだろうな〜とすごく感じているところです。

(okke 久保山)生徒さんから積極的に声掛けが生まれているのは、我々としてもとても嬉しいです。

(井上先生)それこそあまり質問が無い生徒でも、「小テスト設定してください」「明日塾が休みなので、2日分設定してください」とか言ってくることもあったので、「あ、これは生徒自身が良いと思ってるんだろうな〜」と感じました。

(okke 久保山)Dr.okkeで受験をして、わからないところを質問に来る生徒さんも多いですか?

(井上先生)Dr.okkeをきっかけに、私とのコミュニケーションが開通することはよくありますが、テストの内容について質問されることはあまり無いですね。それぞれの問題についている解説が生徒から好評で、自分が「解けたと?」と聞いても、生徒から「この解説を読めばわかります」と言われることもあります。笑

(okke 久保山)おお、解説をしっかり作りこんでいる甲斐があります。笑 貴重なお話をありがとうございました。



後半では、実際に生徒さんにもインタビューさせていただき、Dr.okkeを使っている様子も載せていますので、そちらも是非ご覧ください! ↓↓

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