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【コラム】全国民に合ったサウナの入り方(総集編)『ほぼ毎日サウナ日記』

おはようございます。

長かった全国民に合ったサウナの入り方は最終回です。

総集編にしたのは他に良いタイトルが思いつかなかっただけで正直この回が一番大事です。

最後までお見逃しなく。

まず最初にサウナに入る場所ですが、最初はできるだけ一番下の段に座りましょう。

なぜかというと一番大事な2回目のサウナに備えるためです。

1回目のサウナは前菜のようなものです。

いきなりメインディッシュに行くとその後に胃がもたれたり、物足りなくなります。

サウナも一緒でいきなり最上段に座ると身体が熱い温度に慣れてしまい、不完全燃焼になります。

以前解説した心拍数が2倍になったら退出する方法は2回目には温度に慣れると中々あがりません。

心拍数にこだわるのはパターン化することで、体に慣れさせてより疲れにくくするためです。

メインディッシュの2回目に備えるためにも最初は一番低い段に座りましょう。

ちなみに心拍数が2倍になったら退出するとかきましたが補足します。

135を超えると私の体感的にはかなり疲れるので、高血圧気味な人でも上限130までにしましょう。

退出した後は水風呂に長くて1分半浸かり、タオルやポンチョで汗を拭き取った後、心拍数が平常に戻るまで外気浴します。

ここからが本番です。

2回目のサウナは中間ぐらいの高さにしましょう。

一番高い段でもいいですがいくつか理由があります。

それはこの後セルフロウリュする際に人混みでそこまで行きにくい可能性があること。いきなり上段に行くと暑すぎて逆に疲れやすくなることです。

最初は中間ぐらいで待機して、6分ぐらい経過してからセルフロウリュしましょう。それから上段に移動しましょう。

ポイントは徐々に温度を高くすることです。

いきなり暑くすると体が疲れやすくなります。

サウナに入ったのに逆に疲れたという人がいますが、大概はいきなり熱いサウナに入るからです。

私は徐々に熱さに慣れる入り方が一番疲れにくく、ととのいやすい最善のやり方だと考えています。

とは言っても大衆向けサウナはいきなり熱い状態だったり、ロウリュをかけまくって熱くするバカがたまにいるので、自分で調整するのはかなり厳しいでしょう。

本当は貸切サウナがおすすめですが、金銭的に厳しい時は1回目は入り口に近い場所に座り、2回目は下段など部屋の状況によって臨機応変に対応しましょう。

でもサウナに入る場所はフィンランド式サウナで自分でロウリュできる場所に決めましょう。

赤外線サウナは論外です。

昨今のサウナブームでセルフロウリュが可能な大衆サウナが増え始めました。

サウナイキタイというサイトで検索すれば見つかるはずなので、自分のお気に入りのサウナを見つけましょう。

セルフロウリュした後は心拍数が130になるまで待機します。

ここでポイントはサウナを2回目で終わることです。

医師でありサウナーでもある加藤容崇さんの著書『医師が教える究極にととのうサウナ大全』によると2セット目の10分を過ぎるとHSP(ヒートショックプロテイン)が発生し、健康効果が高くなるとかかれています。

HSPとは深部温度38度以上になると発生するタンパク質の一種で、細胞組織を修復する効果があります、

また運動パフォーマンスの向上や筋繊維アップ、美肌効果など男女関わらずHSPは人類に必須なものです。

この深部温度が厄介で、ただお風呂に浸かるだけでは中々上がりません。

お風呂の場合、41度以上の全身浴で20〜30分以上浸かる必要があります。

のぼせにくい人以外はなかなか厳しい条件です。しかもたった数分で下がってしまうので、あまり効果がありません。

サウナの場合、中々深部温度が下がらないので、サウナの方が効果が持続しやすくおすすめです。

外気浴でリラックスが終わったら3回目は入らなくても入っても問題ありません。

私はよりHSPを持続するために2〜3分だけ入ってます。

なので、実質2回目だけで十分です。

正直3回目は効果がイマイチな上に体がより疲れやすくなるので、あまりお勧めしません。

これで以上ですが、よりサウナの効果を発揮するためにサウナハットをかぶることをお勧めします。

サウナハットは髪質を保護する役割とのぼせにくくなります。

しんどいと感じるとサウナを楽しめない上に効果が発揮できないので、二重の意味でおすすめします、。

正直サウナハットを被ると快適度がかなり違うので、サウナハットを全国民にお勧めしたい。

大衆サウナでもサウナハットを被る人が増えてきたので、悪目立ちしないと思います。

タイトルが全国民に合ったサウナの入り方と大袈裟にしましたが、本当は疲れにくいサウナの入り方なんです。

サウナにとって疲れは大敵で、入り方を間違えるとかえって疲れるという悪循環になります。

疲れを取るためにサウナに入ったはずなのに逆に疲れるという矛盾。

知り合いにサウナの間違えた入り方をして、あまり良い印象を持っていない人がたくさんいました。

少なくともこのやり方を実践すれば疲れにくく、快適なサウナを楽しめると思います。

老若男女がサウナは疲れないものだとわかれば、またサウナブームが訪れると思います。

これで本当に以上です。第4回目まで読んでいただきありがとうございます。

定期的にサウナコラムを掲載しようと思います。

ではまた。

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