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#8【泊】往復12時間の弾丸一人旅①/2!ブリーラムへサッカーACL観戦へ!

ここ1週間、連日のように大雨が降ります。
タイの天空には確実に毎日バケツをひっくり返してきゃっきゃ遊んでいる子どもたちがいます。

サワディーカップ。
今日と次回にわたり、4月下旬に行ったブリーラムへの一人旅行をレポートします。
タイをセントラル開催の場所として浦和と神戸がACLを戦っているということで、数日前にチケットとホテルを確保し、軽い気持ちで出発しました。

シラチャ―とブリーラム

シラチャ―とブリーラムは直線距離にして約400km。
東京ー神戸間くらいですかね。
とは言え、田舎から田舎への移動なので、交通機関は直線で通っていません。
ざっくり言うと、
シラチャーをスタート地点として、
☞エカマイ駅(バンコク)までバス 2時間15分(※)
☞ビクトリーモニュメント駅までBTS(電車) 20分
☞ドンムアン空港まで路線バス 30分
☞ブリーラム空港まで飛行機 1時間
☞ブリーラム市街までタクシー 30分

ということで、乗り物に乗っているだけで5時間、乗り継ぎを考えると片道6時間以上かかる長旅でした。

(※)ブログ#6参照。


思いもよらない路線バスのトラップ

4/30(土)AM7:00
シラチャ―からエカマイへ出発!

12時台の飛行機だったのですが、時刻表に信用を置けないタイ王国ですので、余裕をもって家を出ました。
9:30ごろにエカマイ駅到着、10:00過ぎにはビクトリーモニュメント駅に到着しました。
このビクトリーモニュメント駅の目の前にある「戦勝記念塔」は、第二次世界大戦時にフランス領インドシナをめぐる戦いでのタイの勝利を記念して作られたもの。
日本がタイへ支援したこともあり、このころから親日の雰囲気がより強くなったのかもしれません。
路線バスがとにかく多く発着していて、東京でいう渋谷のバスロータリーみたいにカオスでした。
渋谷っていつまで工事してるんだろう。

AM10:15
しかし!
ここからが問題。
バスは路線ごとに番号が振られていて、その数は膨大
しかも立派なバスから、窓すらないインドの電車みたいなボロッちいバスまでピンキリ。色分けもされているみたい。
しまいには、停留所がありすぎてどこから乗れば良いのか分からない

うろうろしているとこんな看板を発見!

ドンムアン空港へは「29」,「59」,「187」,「538」のどれかに乗れば良いことに気づく!

これは世紀の大発見!
ということで、該当のバスを待っていたのですが、どのバスも止まってくれない・・・!
こちらも自信がないので無理にバスを止めることも出来ない…
かれこれ15分以上立ち往生していると、手を挙げて止めている人を発見。
そうか、ここでは手を挙げて乗車をアピールするのかとようやく学び、乗車に成功。

車内では運転手の他に乗務員がいて、行き先を告げると「20B」と言われて料金を支払い。
停留所のアナウンスはないので、自分で降りる場所になったらベルを鳴らすシステムらしい。とはいえどこで降りるのかも良く分からないので困った。

ここでようやく、「Googleで調べる」という文明の利器を発動することに。(遅い)
そこでスーパー便利なアプリの存在を知る!
それがViaBus。自分の現在地とバスの現在地が同時表示されて、むちゃくちゃいい。
警察の交通管制センターにある巨大モニターみたいな感じ。
路線ごとのルートも表示できるので。
これさえあれば停留所で気苦労しなかったのに…

とはいえ結局は乗務員のおばちゃんが「ここだよー」と教えてくれて
AM11:00過ぎ、無事ドンムアン空港に到着しました。 
やっぱりアプリに頼らず人に教えてもらったほうが嬉しいよね。
タイ語分からないけど。

多分「ドンムアン空港」と書いてあります。一応国内線と国際線があるらしい。


ど田舎・ブリーラムへ降り立つ

ドンムアンからブリーラムへはちっちゃい飛行機・AIRASIA航空で移動。
ブリーラム空港はそもそもドンムアン空港との往復便しかないらしい…
どんな小さい空港やねん。調布飛行場かよ。

機内は赤黒。まるで浦和のチャーター便のよう。


この日は浦和がGL最終戦だったこともあり、日本人も多く搭乗していました。
搭乗の際、タイの女子大生に英語で「なんで今日は日本人が多いの?あんなど田舎にハポネーゼが何の用だい?」みたいな質問をされるほど。


そもそも飛行機が1機しか止まっていないので飛行機を降りて徒歩移動。とほほ。

ブリーラム空港は、バスタ新宿を1000分の1くらいに縮小したような何もない空港でした。
空港からは、タクシーを捕まえて30分ほど。
機内で仲良くなった日本人大学生と乗合をして300B。

何喋ってるか分からないのに永遠話しかけてくるドライバーと会話にならない会話を交わし、スタジアムとホテルのあるブリーラム市街に無事到着。

この町の人はみんなブリーラムUのユニを着ています。サッカーが根付いていてうらやましい。



次回はサッカーとF1の街・ブリーラムでのぶらぶら旅をお楽しみください。


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