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防災館へ行ってきた


地震体験や水害体験などができると聞いて、防災館に行ってきた。
都内には、池袋、立川、本所の3箇所あり、本所防災館は、錦糸町駅からオリナスの方へ、5、10分ほど歩いたところにある。

ツアーガイドの方にしたがって順番に体験をすることができる。東京都の施設なので、もちろん無料。

水害体験

浸水した場合にドアがどのくらい開きずらいかを体験できる。

たった10cmでも動かすのが困難になる。20cmは大人でも厳しい。
自動車をイメージした体験もできる。座った状態では力を入れにくいことがわかる。

地震体験

地震は床が揺れる大きな部屋で体験できる。外で待っている人も、プロジェクターに投影された家の内部の様子が、実際の揺れと連動するので、どのような被害が起こりうるかを想定できる。

揺れている様子を外からも確認できる。

暴風雨体験

暴風エリア

大人は、50mm/hの雨、風速30m/sの暴風を体験できる。レインコートと長靴を貸してくれるので、準備は不要でも大丈夫だが、タオルなどをもっていったほうがいい。

煙体験

火災が発生したビルの廊下を再現している。誘導灯と壁を頼りに、煙の中を避難する。煙の性質は上を目指すので、なるべく吸い込まないようにかがみながらまえに進む必要がある。残念ながら写真は撮れなかったが、火災発生現場のディテールが作り込まれていた。

感想

こんなにお金をかけて設備を作っていて、正直クレイジーだと思ったが、それだけ東京都は本気だ。災害はいつ起きるかわからない。東京には1600万人の人が集まっている。かなりの被害が想定される。ハードの整備も当然だが、こうした一人ひとりの防災意識を高めることも重要になる。

外国人観光客の方も多かった。地震を体験したことのない人にとっては、日本でもし災害にあったときのために一度は訪れてほしい場所だ。


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