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20220107 逆説的だけど、テレワークに重要なのは社内や客先との人間関係

このマガジンは、中小企業診断士2次合格発表待機中、大阪府枚方市をキーステーションに、全国展開する文化エヴァンジェリスト(伝道師)会社として独立することを考えている私が、お客様と話していて感じた所感や逆に「これはお客様に伝えないといけない」と思っている内容をまとめたものです。ただ、データの裏取りというよりは、事業計画作成の際のマーケットのあたりをつける感じに近いです。

有料マガジンとしているのは、自分の市場価値をリサーチするためですので、皆様是非、1月に500円、登録いただけたらありがたいです。

さて、今回はCOMEMOの投稿企画。

「テレワークで生産性は上がるか?」です。

せっかくなので、COMEMOさんの質問ベースで話を進めていきましょう!

テレワークをした経験はありますか?→あります

いわゆる、コロナ禍の前から、テレワークをしておりました私です。基本的には生産管理・購買・営業といった業務だったので、会社や工場に張り付いていないといけない業種ではなかったころですので、真っ先にテレワークの対象となりました。

テレワークによって仕事の生産性は上がったと思いますか、下がったと思いますか?→上がったといえば上がった

私自身は、テレワークで一番ありがたかった、「場所を選ばない」というところで、大きく生産性が上がったと言えば上がりました。

というのも、上長と調整して、

①電話がすぐ取れる 

②チャット等の連絡でもきちんとつながるネット環境のある場所にいる 

という条件を満たせば

テレワーク中は裁量労働扱いにする

という、好条件をいただいたわけです。

例えば、地元の活動等で平日などに企業や行政と話をしないといけないときなども、PC開いて、電話がすぐ出れるようにしておけば、基本は問題ありませんでした。

一番離れたところでは、沖縄からテレワークしたこともありました。

その時のブログは下になります。

これにより、私の人生の生産性は上がりました笑

では、本業の方はどうだったでしょうか。

テレワークにより生産性が上がった場合、どんな要因が考えられますか?→社内向けと社外向けで要因は異なります。

テレワークをする際に、一番生産性が上がらないのは、とにもかくにも問い合わせや対応に追われるチャットや電話が頻発することです。それを減らすための、社内要因・社外要因を挙げておきます。

社内要因

① 引き出しやファイルは誰に見られても良いようにし、どこに何が入っているか、おおよそわかるようにする。

② 自分の関係ある部員や部署の業務スケジュールを把握して、先回りして連絡など対応を行う

③ 他の人がテレワークしているときは率先して、その人のフォロー(なるべくテレワークの邪魔にならないように)して動く(場合によっては緊急時のヘルプを率先して受ける)

社外要因

① とにかく、電話での問い合わせを日頃から減らす。担当者不在で電話受けた他の部員は緊急性の判断できず、あたふたしてこちらを捕まえようとする。

② どうしても電話してくる客先や仕入先などには個人携帯を教える。

③ 客先や仕入先のスケジュールをコントロールする勢いで、自分のスケジュール通りになるよう調整する

かなり特殊なテレワーカーだったので、皆さんの参考になるかわかりませんが、基本は、情報のオープン化、スケジュールを主導する、加えて、助け合いの精神だと思いますね。

それをとどのつまりで言うと、人間と人間が仕事している以上、社内外の人間関係をいかに主導的に、スムーズに回していくか。逆にテレワークをする人がスムーズに業務を回していくにあたって、いかに協力していくか。

そういった、ギブ&テイクな精神がテレワークで生産性が上がる要因だったと思います。

テレワークで生産性を上げるには、会社の働き方としてどのような仕組みを採り入れたらよいと思いますか→テレワークする目的を個人個人ではっきりしてもらう

個人的には、テレワークも、一つの手段なんだと思います。コロナ禍下では、「感染拡大を防ぐ」という大きな社会問題を解決するという目的があり、その中の一つの手段として、テレワークも大きく取り上げられました。

ただ、実際、業種的に直近のテレワークが難しい、現場従事者などもいらっしゃいます。オミクロン株の感染拡大などが問題視されていますが、いずれ、アフターコロナを迎えた際、「テレワークの恩恵に預かれる業種とそうでない業種」も出てくるでしょう。

そうなる前から、改めて、「テレワークをする目的、テレワークで解決したい課題」を明確にしておきましょう。これは、個人ベースでも良いと思います。

例えば、両親の介護、子どもと過ごす時間を増やしたい、私のように副業的に行っている事業に時間を使いたい、などなど。

そして、そうした、個人の動機をいかにして、会社という企業が内包し、成長のエンジンにしていくのか。そうすると、やはり、全員でなくとも、今後の企業の幹部人材やエンジンになる人材は、少なくとも、何らかの目的や課題に解決のアプローチを考えている人材となっていきそうな気もします。

最後になりますが、COMEMOで以前、日経新聞に掲載いただいたことありました。次もどこかで掲載されるよう頑張ります笑

#COMEMO # テレワークで上げる生産性

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