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20220911 32日目昭和20年、空から主権が舞い降りた【丸山真男/超国家主義の論理と心理】

このマガジンは、中小企業診断士2022年2次受験組、大阪府枚方市をキーステーションに、全国展開する文化エヴァンジェリスト(伝道師)会社として独立することを考えている私が、ミッションである「365日おもしろいを生み出す」を実現するために、記事を上げていってみようと思います。。
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さて、32日目のテーマは、「昭和20年、空から主権が舞い降りた【丸山真男/超国家主義の論理と心理】」です。

以前、ビューティフルドリーマー補論で、戦後日本の進歩史観と経済成長は同じ「変わるとよくなるシンドローム」から生まれていると述べました。

今回は、その片割れである進歩史観を生み出したといわれる丸山真男の論文、「超国家主義の論理と心理」を紹介します。

昭和20年8月15日から始まった壮絶な変化

昭和20年、西暦で言うと1945年、8月15日、敗戦という、日本の歴史において、かなり大きな出来事がありました。中国大陸、東南アジアを中心とした陸戦及び太平洋を挟んだアメリカとの戦争は日本の「無条件降伏」に終わりました。

物事の道理ではありますが、終わりがあれば始まりがあります。現在でも、昭和20年8月15日を中心にして歴史を「戦前」と「戦後」に分断して考えています。中には、「8月15日革命説」として、あの日に革命が起きたのだと主張する人もいます。

百歩譲って、座学の勉強ならばそれでもよいかもしれませんが、実際に歴史を学ぶ上では、物足りない感じがします。昭和20年8月15日以降には、主権が失われ、アメリカを中心としたGHQの支配下に入り、戦前の制度や人材が放逐され、新たな国の「カタチ」が形成されていきます。

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「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。(ちょこちょこ雑談も入ります)

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