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20200528 私の出会った巨人たち 7人目 村上和雄 (生物学者)

これまで、7名の方を紹介してきましたが、基本的に、10代~20代前半にお会いした人に集中しています。

やはり、その時期に、20代~30代にかけて歩んでいく道筋をいただいたのだなぁと改めて感じました。

今回、ご紹介するのは、佐伯先生と出会った、産経適塾の翌日の講演でお話を伺い、その後、致知出版社の集いなどでもご縁をいただいた、村上和雄先生です。

村上和雄先生の簡単な紹介

村上 和雄(むらかみ かずお、1936年1月2日- )は、日本の分子生物学者。筑波大学名誉教授。現在の奈良県天理市生まれ。1983年に、高血圧を引き起こす原因となる酵素「ヒト・レニン」の遺伝子解読に成功。

著作や講演活動を活発に行っておられ、「サムシンググレート」という言葉も、村上先生がよくつかわれる言葉です。

高校時代に驚いた、「遺伝子のスイッチ」の話

最初にも書きましたが、村上和雄先生と初めてお話したのは、高校二年の冬、産経適塾で佐伯先生の講演会を伺った次の日のことでした。

前日に、高校生活における自分の思想や論争の総決算的な出会いを経験した後、これから研究したい内容に出会った感覚でした。

村上先生は、「血糖値の増減が、笑いによって変化する」と仰っておられました。詳細は省きますが、同じ食事を取った「糖尿病の患者さんたち」に2日間の実験を行いました。

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「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。(ちょこちょこ雑談も入ります)

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