金が無くてもやりたいことはあるか?
私がまだ、駆け出しの頃、飲食店のオーナーシェフだった立花さん(仮名)と話をした際に教えられた言葉です。
立花さんの持論は、人は金が無くても、衣食住は絶対に必要なのだと。立花さんは一時期、かなりひもじい生活をしていて、定住する場所もない時期もあったのだとか。
そのとき、立花さんが一番こたえたのは、空腹だったということでした。着の身着のまま、宿無しでも、暖かい飯が食べれるのは幸せだと感じたと。それで、自分は、金が無くても飯は作り続けたいと思ったのだそうです。
最近のビジネスのフレームワークを実践すると、「どこならば最も儲かるのだろうか?」といったマーケット探しやビジネスモデルの確立ばかりに偏りがちです。
そういうフレームワークにばかりこだわる人に、私はこう投げかけます。
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