indigo la End「藍衆」高崎公演
indigo la End「藍衆」高崎芸術劇場大劇場公演、観てきました。
めちゃくちゃ凄かったし、感動しました。
音楽とアートの融合で、照明や映像がいちいち凄くて、ステージも演出も凝っていて、細部にもこだわりを感じた、初めてのライブ体験。
川谷絵音さんの生歌唱の圧倒的な凄さ。演奏もカッコよかったし、MCも面白かったし、音に乗って小刻みに揺れてる姿が可愛くて、より好きになりました。
indigo la Endの楽曲を浴びるように味わえて、めちゃくちゃ最高でした。
また、観に行きたいです!!
indigo la Endを好きになったキッカケ
音楽雑誌「MUSICA」の年間ベストアルバム特集を読むのを、毎年楽しみにしてて、そこにランキングされてるのはとりあえず聴くようにしてます。
TikTokや若者間で流行ってる曲って、まじで中身ペラペラな歌詞にキャッチーなメロディを合わせただけだよな、こんなんが流行ってるなんて終わりだわと思ってますが、一体どのアーティストが優れてて、どのアーティストはダメなのか、よく分かんなくて、だから音楽ライターの方達を信頼して、ふむふむこのアーティストが評価されてんのね、このアーティスト知らないけど聴いてみよう!と音楽的教養を身につけるため「MUSICA」を読んでます。
そのランキングの中で、高順位にランキングしてたのが、indigo la Endの「哀愁演劇」。
indigo la Endというバンド自体は知ってるけど、曲はほぼ聴いたことがない。でも、まぁ、ランキング高いし聴いてみますかと思って、「哀愁演劇」を聴いてみたら、めちゃくちゃオシャレでかっこいい!!
切ない恋模様をメランコリックなサウンドで描くバンドで、どの曲も完成度が高い。
その日から寝る前は毎日「哀愁演劇」を流して、気持ち良く眠りについてました。
すっかり、indigo la Endに沼った私ですが、特にライブに行こう!などという気持ちにはならず、ただただ好きで楽曲を聴いてました。
するとある日、定食屋で夕飯を食べてると、店内で流れてる地元FM局から「インディゴラエンド、ライブツアー、高崎芸術劇場、チケット販売中」と告知してて、え?高崎にindigo la End来るの?と思って、すぐさまyahooで検索すると、1月14日に高崎芸術劇場でライブするらしい。チケットも販売中。
これは、indigo la Endを最近好きになった自分の為に、神様が観に行け!とお告げをしてくれたように思えました。
こういうことを運命っていうんだな。好きになるには必然の理由があるというか。なんか、わかりますかね。好きになったから、連れてきた運命というか。
まぁ、当日まで行くか悩んで、当日券も販売されてたら行くかと思い、販売されたので、これは行くしかないと思い、行ってきました。
高崎芸術劇場に到着すると、若い女さんがウジャウジャ。
男1人で観るのはちょっと場違い感あるなと思ったけど、これも良い経験だよねーと思い、当日券を購入。
一階席の1番後ろの席。
両隣が誰もいなくて、余裕を持って観れるし、にわかファンにはめちゃくちゃ有り難い席でした。
メンバーが入場して来て、一曲目の「カンナ」から幕が上がる。
あぁ、歌うまぁぁぁーーーー。。。
えっ、プロってこんなにうまいん?てか、川谷絵音だからか??
度肝を抜く衝撃を受けて、気付いたらサビで皆がそうするように手を挙げてノリノリになってた。
なんだろう。
めっちゃ凄い体験してる気がする。
曲がめちゃくちゃ良くて、生演奏を聴けてるだけで幸せなのに、スクリーンに映されてる映像とか、照明の演出とか、こんなアートなん?って感じ。
あぁ、自分がこれまで観てきたAKB48のライブとかも凄かったけど、それとは全く違った、繊細で丁寧な技巧を凝らしまくったライブに唸った。
ライブって耳がキーンってなるくらいバカデカい音を鳴らすもんだと思ってたけど、めっちゃ聴かせてくれる。
音楽ど素人ながらにも、ボーカルもギターもベースもドラムもコーラスも何もかもレベルが高い!!!
なにこれまじで、贅沢すぎんだけど。
にわかファンだし、まぁ様子見ですわくらいのスタンスでいようと思ったのに、思いっきり手を上げて肩を揺らしながら、めっちゃindigo la Endの曲で盛り上がってる自分がいました。
恥ずかしささえも忘れさせてくれる、indigo la Endすごい!!
にわかファンすぎるから、「名前は片想い」がめっちゃ好きなんですけど、ライブで聴けて涙出るほど感動しました。
ポップで明るいメロディーだけど、歌詞は切なくて、その塩梅がめちゃくちゃ刺さる。
2番が終わった後の間奏があまりにもよすぎて、ギター?ベース?なにあれ、ぶぉ〜!!ってラスサビに向かむって盛り上がってく感じが堪んないのです。
めっちゃ幸せでした。
「春は溶けて」もめっちゃ良かった。
歌う前のMCで絵音さんが、indigo la Endでこの曲を歌う意義を語ってて、そこにグッと来て、演奏を聴いてさらにググッと来て、「一生、indigo la End応援させてください!!」と思うくらいには、感動してました。
アンコールもめっちゃ良かったし、まじであっという間にライブが終わったなぁ。
観に行けて良かったぁ。
本当に凄すぎたし、感動したし、こんな経験をしたんだからもっと頑張ろうと思いました。
indigo la Endの楽曲は、魅惑的なパワーを持っている。悲しい時に、悲しい曲を聴くと不思議と前向きになっている事がある。堕ちるところまで、堕ちさせてくれるのが、indigo la Endの凄さ。
「自分らしく〜」とか「ありのままで〜」とか「100万回〜」とか、歌詞がほとんど同じの歌に満足なんて出来ないんだわボケ。そんな薄っぺらい曲に、救われるほど単純な人間なんて、悩みもクソも何もないわ!!
この前音楽番組で、文学的な歌詞に注目!!って煽られたアーティストの歌詞が、どこが文化的なんだよ!小5くらいでも書けるくらいペラペラな歌詞じゃねぇか!!と憤り、川谷絵音くらい実力がねぇと、文学的じゃねぇんだよ!二番煎じにもなれねぇくせに文学舐めんな!!文学のぶの字もしらねぇくせに!!
と、世の中に違和感を持っています。
で、何が言いたいかというと、
indigo la Endめちゃくちゃ好き!!!!
そんだけ。
indigo la Endからたくさん勇気もらってます!!!
これからも応援します!!!!
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