見出し画像

Let'sポイ捨て

今年から #nakashima .farm が新しく始める事業に使う紙カップ。

紙もコーティングもすべて生分解性の素材でできたものです。
堆肥化して土に還そうと、牧場の堆肥舎にて分解実験をしていました。

結論からいうと3週間でぐずぐずに。

埋めた場所をいくら掘っても見つけられず、手で丁寧にかき分けて、やっとこさこのカケラを見つけられました。

カップは新品で、
シュレッダーにもかけず、
そのまま堆肥の中に埋めて静置させていただけでなので、いかに微生物が働いているかが分かります。

ほんと微生物ってすごい。

実際に投入するのは
撹拌機でかき混ぜる場所で、もっと温度が高く、微生物が活発なので、一週間もすれば
カタチはわからなくなると思います。(普段の経験から。)

とまぁ
牧場ってリサイクルセンターの側面もあるわけです。

みんなの仕事や暮らしに、牧場がお役にたてればいいなと思います。
それが牛たち家畜の価値をあげることに繋がるので。

このカップ、手にとった際は
ぜひ堆肥にポイ捨てしに来てくださいね。

画像2

1日目。自社牧場の堆肥をビニールにいれ試験区に

画像2

7日目。表面に青カビや酵母みたいなものが。有機物だということが改めてわかる。ただ青カビが優勢すぎる。

これは試験区の堆肥の堆積量が少なく、温度が下がり、他の微生物の活性が下がってしまったのと、青カビが繁殖するにはちょうどいい温度だったからと思われます。

画像3

8日目以降は堆肥の高さのある場所に移し、静置。

画像4

21日後(場所を移してからは14日後)意気揚々と掘り起こしてみたら見つけられなく、盗られた!と思いました笑 ふるいにかけこのカケラを見つけました。


#サステナブル
#サステナビリティ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?