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アウェイで感じた感情(8/10)

名古屋グランパスvs川崎フロンターレ

はじめまして、ほんだかんです。
大学を卒業し社会人になり、約半年、
環境が変わり、生活も変わり、
Jリーグがある週末にはまってしまった。

そんな僕がはじめてミラーレス一眼を胸に、
名古屋の豊田スタジアムで
アウェイゲームに臨んだ話。

最初に言い訳をさせてもらうと、
実はこの試合、アウェイ自由席で
チケットが取れず、泣く泣く譲ってもらった
ホーム自由席チケット。
川崎フロンターレのサポーターの出来るだけ
近くが良いということで、
サポーターが陣取るゴール裏の真上に座った。

ユニホームすら着て応援できない(※)
心苦しさを味わいながらも、
名古屋グランパスの超満員の
サポーターに負けないよう、
心だけは川崎市民であるよう務めた。

※グランパスのサポーター席の中で、
1人だけフロンターレのユニホームを
着ることは許されていないため

結果から言おう。
この試合のフロンターレは全然ダメだった。
スコアは、0-3、完敗である。
調子がなかなか上がらないとはいえ、
完全にやられてしまったゲームだった。

それでもアウェイゲームならではの
今まで知らなかった感情にはじめて出会った。

①名古屋グランパスからの歓迎

セオリーとか、フォーマット通りとか言えば
そうなのかもしれない。
ただ、この看板も、
スタジアムDJから伝えられた
「ようこそ、川崎フロンターレサポーターのみなさん」という言葉も、
グランパスサポーターの歓迎の拍手も、
もはやお馴染みの光景なのだけれど、
僕がアウェイに行ったのがはじめてだったこともあり、心にグッときた。
Jリーグっていいなって思った。

②同じ街の仲間がいるってこと

アウェイゲームって一種の旅だと思う。
特に名古屋は新幹線に乗るし、
気軽に行ける距離じゃない。

旅をしたことがある人ならわかると思うけど
同じ日本でも地域が変われば、
ちょっとした常識や生活マナー
空気や匂いまでなんか少し違う。
地元で1人でいても平気なのに、
旅の時1人でいると心細さを感じたりもする。

だからなおさら、お馴染みのユニホーム
であったり、僕らの憧れの選手だったり
歌い慣れた応援歌にホッとしたのだと思う。

さらに言うと、
一緒にみんなで勝ちたくなってた。
別に話したこともないし、知り合いなわけ
でもないんだけれど、応援してるチームが
同じっていうたったそれだけでいいのだ。
「勝ち点3をお土産に」とはまさに
その通りだなと思った。

ゴールや結果以上の人間味のある
熱さを感じたし、これをもっと多くの人と
共有したい。
Jリーグって素敵って思った。

③サッカー専用スタジアムがあるってこと

最後に、豊田スタジアムに行って
強く感じたんだけど、この国には
もっとサッカー専用スタジアムが必要だ。
(ちなみに豊田スタジアムは
サッカー専用だし、サッカー専用スタジアム
とは、トラックのないスタジアムのことを
基本的に指す)

選手の顔色や機嫌、
ぶつかり合う音、声、熱気まで
ダイレクトに伝わってくるものがある。

0-2で負けていた後半途中、
川崎フロンターレの中村憲剛がサポーターを
煽り、ボルテージが一気にあがる。

劣勢だったはずの選手たちに活気がわたり、
瞬く間にチャンスをつくった。
もちろん、ゴールには至ってないが、
選手だけが試合をしているわけではないことを
強く感じさせるシーンだった。
サポーターと一緒になって試合をつくっていた

スタジアムに行って、より多くの人が
サッカーを全身で感じるためにも
サッカー専用スタジアムが必要だと思う。
これは、僕も今後取り組んでいく課題として
今はこの文にしまっておく。
Jリーグ、もっと頑張れって思った。

以上、アウェイゲームにはじめて臨んだ
ほんだかんの感想だ。
Jリーグがもっと人々の生活に根付いたらいいな
なんて思いながら、
今日のところは新幹線に乗ることにします。

それでは。

#Jリーグ  



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