見出し画像

お正月の贅沢。年末年始におすすめウイスキーはどれ?銘柄別5選

今年も年の瀬が近づいてきました。
年末年始は、普段会えない親戚や家族が集まる人も多いのではないでしょうか?
そのようなときには、お酒を飲む機会も増えますよね。

ビールや日本酒、焼酎など、さまざまなお酒がありますが、ウイスキーもおすすめです。

ウイスキーには、いろいろな種類があるのはもちろん、飲み方も多彩。
自分好みのスタイルで愉しめます。

今回は、ウイスキーの種類や飲み方、おすすめの銘柄を紹介します。
ゆっくりウイスキーを飲みながら、1年を振り返り、心新たに新年を迎えませんか?

年末年始に選びたいウイスキー。どんな種類がある?

画像5

ウイスキーには、いろいろな種類があり、味も風味もさまざまです。

普段ウイスキーを飲まない人は特に、どれを買えばいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

ここからは、ウイスキーの種類と特徴を紹介します。
ある程度ウイスキーの特徴を知った上で選ぶと、自分好みのウイスキーに早く巡り合えるかもしれません。

世界5大ウイスキーを知ろう

みなさんは「世界5大ウイスキー」という言葉を聞いたことはありますか?

有名な5つの生産地で製造されるウイスキーが「世界5大ウイスキー」と呼ばれています。

世界5大ウイスキーは、以下の5つです。

●スコッチウイスキー
●アイリッシュウイスキー
●アメリカンウイスキー
●カナディアンウイスキー
●ジャパニーズウイスキー

独自の風土に合わせた製法で、個性的なウイスキーを生み出しています。
それぞれのウイスキーの特徴を紹介します。

●スコッチウイスキー
イギリスのスコットランドで製造されるウイスキー。

ウイスキー全生産量のうち、スコッチウイスキーがおよそ7割を占めます。
まさに、ウイスキーの本場と言えますね。

ピート(泥炭)を焚き、香り付けをすることで生まれる、スモーキーな香りが特徴です。
慣れるまでは、クセを感じるかもしれませんが、この香りこそがスコッチの魅力。
スモーキーなフレーバーがファンを魅了しています。

●アイリッシュウイスキー
アイルランドで製造され、5大ウイスキーの中でも長い歴史を持つウイスキーです。

蒸溜を重ねることで雑味が少なくなり、マイルドなのが特徴です。
基本的にピートを使用しないため、多くの人が「すっきりしていて飲みやすい」と感じるでしょう。

●アメリカンウイスキー
アメリカで製造されるウイスキー。

「バーボンウイスキー」や「テネシーウイスキー」が有名ですね。
主にケンタッキー州で造られるバーボンウイスキーは、主原料がトウモロコシで、甘みを感じられます。
オーク樽の内部を焦がした新樽を使用するため、個性の強い香ばしさが特徴です。

●カナディアンウイスキー
カナダで製造されるウイスキー。

ライ麦やトウモロコシなどの穀物を主原料とし、ライトで軽い口当たりが特徴です。
クセのないすっきりとした味わいなので、初心者も飲みやすいウイスキーです。

●ジャパニーズウイスキー
日本で製造されるウイスキー。
ウイスキー造りの歴史は100年に満たないため、他国と比べるとウイスキー造りの歴史は浅いですが、国際的な評価は非常に高く、最も注目されているジャンルと言えるでしょう。

個性的なウイスキーを楽しめる「シングルモルトウイスキー」

個性的なウイスキーを楽しみたいなら、シングルモルトウイスキーがおすすめです。

シングルモルトウイスキーとは、1つの蒸溜所で製造される、大麦麦芽を主原料としたウイスキーのこと。

造られた蒸溜所の個性がストレートに出るのがおもしろいところで、それぞれの蒸溜所の魅力を愉しめます。

クセのない「グレーンウイスキー」

クセのないウイスキーが飲みたい人は、グレーンウイスキーがおすすめです。

グレーンウイスキーとは、トウモロコシや小麦、ライ麦などの穀物に大麦麦芽を加え、連続式蒸溜という製法で造られたもの。

主にブレンド用として使われますが、近年は人気が高まり、単体での販売も行われています。

ウイスキー初心者におすすめ「ブレンデッドウイスキー」

ウイスキーを飲み慣れていない初心者には、ブレンデッドウイスキーがおすすめ。

ブレンデッドウイスキーとは、大麦麦芽を原料としたモルトウイスキーと、トウモロコシや小麦などの穀物を原料としたグレーンウイスキーをブレンドしたものです。

2つをブレンドすることで、味を整え飲みやすく仕上げています。

辛口派には「ライウイスキー」

辛口が好きな人は、ライウイスキーがおすすめです。

ライウイスキーの原材料は、ライ麦。
ほろ苦さとスパイシーさが特徴で、ウイスキーに飲み慣れた人におすすめです。

ライ麦100%のウイスキーは少なくなっていますが、ライウイスキーがブレンドされたものは多く販売されています。

軽い味わいの「コーンウイスキー」

軽い味わいのコーンウイスキーもおすすめ。

コーンウイスキーは、アメリカンウイスキーの一種で、原料に80%以上のコーンが使用されています。

荒々しいアルコールの後に、コーンの甘い味わいが残る、独特の味わいが魅力です。

家飲みでも美味しく楽しめるウイスキーの飲み方をご紹介

画像1

ウイスキーは、ビールなど他のお酒と異なり、さまざまな飲み方を楽しめます。

飲み方によって、味わいや香りが大きく変化するという不思議な魅力を持ったお酒です。
また、アルコール度数を調整できるため、お酒が弱い人も楽しめます。

家でもおいしく飲めるウイスキーの飲み方を9種類紹介します。

【定番】ウイスキーの飲み方

画像2

ウイスキーといえばこれ!定番の飲み方を紹介します。

①ストレート

ストレートは、何も手を加えずそのまま飲む方法です。

ウイスキー本来のおいしさを愉しめます。
アルコール度数が高いため、初心者には飲みにくいかもしれません。

チェイサーと呼ばれる、ウイスキーより度数が低い飲み物と交互に飲みましょう。
酔いが防げるのと、舌がリセットされるため、一口ごとにウイスキーのおいしさを堪能できます。

②ロック(オン・ザ・ロック)

グラスに氷を入れ、ウイスキーを注ぐだけのシンプルな飲み方です。

ロックは、冷たさが大事。

冷えたグラスを使うのがおすすめです。
固くて大きな、溶けにくい氷を使いましょう。

③水割り

グラスに氷を入れ、ウイスキーと水を注ぐ方法です。

水はミネラルウォーターがおすすめ。

食事のときにも愉しめる飲み方です。
加える水の量で濃さを調整できるため、自分好みに作れます。

④ハイボール(ソーダ割り)

ウイスキーを炭酸水で割る方法です。
居酒屋でも定番のドリンクメニューですよね。

軽く飲めるため、ゴクゴク飲みたいときにはぴったりの飲み方です。
ウイスキー1:炭酸水3〜4の割合がおすすめ。

【応用編】ウイスキーの飲み方

画像3

普段はあまり馴染みがない、応用編の飲み方を紹介します。
さらにウイスキーを楽しんでみましょう。

⑤ハーフロック

ロックの一種で、氷を入れたグラスにウイスキーと水を1:1で注ぐ方法です。

水としっかりなじませることで、ウイスキーの味と香りを楽しめます。
ロックほどアルコール度数が高くなく、マイルドな味わいになります。

⑥トワイスアップ

ウイスキーと同量の水を注ぐ方法です。

水割りよりもウイスキーが濃くなり、より香りを堪能できます。
ウイスキーの個性を感じられる飲み方です。

⑦ホットウイスキー

あらかじめお湯を注いでグラスをあたためておきます。
1/3〜1/4ほどのウイスキーと、2倍〜3倍のお湯を注ぎ、マドラーで軽く混ぜます。

お湯は80度くらいが最適です。

寒い時期にぴったりな飲み方です。
トッピングが豊富で、ジャムやはちみつ、ハーブなどを入れて楽しんでみてください。

⑧ミスト

クラッシュアイス(砕いた氷)をグラスにたっぷり入れ、ウイスキーを注ぐ方法です。

冷涼感があり、細かい氷が度数の高いウイスキーをマイルドにします。
最初はロック、後半は水割りのような味わいを楽しめます。

⑨ウイスキーフロート

注ぎ方を工夫することで、見た目の美しさも愉しめる飲み方です。

氷を入れたグラスに7分目まで水を注ぎ、マドラーに沿わせてゆっくりウイスキーを注ぎます。
水よりも軽いウイスキーを水の上に注ぐことで、境界線ができあがります。

飲むたびに味や香りの変化を愉しめます。


年末年始に選びたいおすすめウイスキー5選

画像4

年末年始におすすめのウイスキーを5つ紹介します。
ぜひ、自分好みのウイスキーを見つけてみてください。

マッカラン

「マッカラン」は、世界中で愛されるスコッチウイスキーの名門。

シェリー酒を製造した樽で熟成されるため、シェリー酒の香りが漂います。
口当たりはフルーティーで、後味はわずかにスパイシー。
シェリー樽熟成に由来する独特の風味は、日本人好みとも言え、各地に多くの愛好家が存在します。

バランタイン

「バランタイン」は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした、ブレンデッドウイスキーです。

スコッチウイスキーの中でも、奥深いコクと飲みやすさがあります。
香りと味のバランスがよく、複雑で深い味わいとなめらかな口当たり。
ウイスキー初心者にもおすすめしたいウイスキーです。

デュワーズ

「デュワーズ」は、世界で初めてガラス製のボトルでウイスキーを販売した、ブレンデッド・スコッチウイスキー。

ハイボールは、デュワーズからはじまったと言われており、ハイボールに適したウイスキーです。

モルトウイスキーの比率が高いことから、クセがなくクリーンな味わい。
ソーダと割ることで、ウイスキー本来の甘みが引出されます。

お手頃価格なので、ウイスキー初心者やスコッチ入門にもおすすめです。

シーバスリーガル

「シーバスリーガル」は、世界を代表するブレンデッド・スコッチウイスキー。

世界200カ国以上で販売され、スコッチの売り上げでは、世界第3位を誇ります。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーの芸術的なブレンド技術によって、豊かな味わいが生み出されます。

初心者にも飲みやすい上品な味わいです。

ジョニーウォーカー

「ジョニーウォーカー」は、世界200カ国以上で、年間1億2,000万本を売り上げる、世界で一番売れているスコッチウイスキーです。

40種類以上の原酒をブレンドし、複雑でバランスの良い味と風味が特徴。

世界で最も有名なウイスキーをぜひ味わってみてください。

まとめ:年末年始はウイスキーを愉しんでみてはいかがですか?

画像6

ウイスキーの選び方や飲み方、年末年始におすすめの銘柄を紹介しました。

ウイスキーには、有名な5つの生産地で製造された「世界5大ウイスキー」があります。
それぞれに特徴があり、味や香りもさまざまです。

そして、飲み方も多様なのがウイスキーの魅力。
今回は9種類の飲み方を紹介しました。

自分にぴったりのウイスキーと飲み方を見つけてみてください。

普段はあまり飲まない人も、年末年始はぜひウイスキーを愉しんでみてはいかがでしょうか?




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?