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「計算くらぶ」で、計算力が圧倒的に伸びるワケ

4月より始まった「計算くらぶ」は、中学受験に向けた計算力を鍛えるコミュニティーです。
2023年8月3日時点で、100名近くの生徒が在籍してくださっており、中学受験算数の計算力を鍛えるコミュニティーでは最大最強のコミュニティーであると自負しております。

そして、計算力が驚くほど伸びる事例が多数ありました。
現在、計算くらぶ生の成長シリーズで11個を記事にしておりますが、実際の事例は、それ以上にあり、書ききれません。

今回は、計算くらぶで「計算力が圧倒的に伸びたワケ」を以下の3つに分けてお伝えいたします。


特に、最後のプロ講師の声かけ(添削)に関しては、ご家庭でも参考になるかと思いますので、ぜひご一読ください。

1. 基礎力から徹底的に伸ばす教材

まずは、教材の紹介からです。
キソ計算 / ガチ計算の2レベルの問題を毎日1枚ずつ提供します。

キソ・ガチ計算と計算力の土台プリント

計算くらぶに入会してからの最初の流れ
1. キソ計算orガチ計算に取り組む

2. 解いた跡を添削し弱点を見つける

3. 計算力の土台プリントで基準タイムをクリアするまで練習をします。
(※ 計算力の土台プリントは、無限にランダムに出力される)

4. その後、基準タイムをクリアしたら、キソ・ガチ計算に戻ります。

このような形で、キソ計算orガチ計算(四則混合計算・逆算・工夫の計算)を添削、苦手な計算をピンポイントで徹底的に伸ばしてから、総合的な計算問題に取り組みます。

また、「計算力の土台」の取り組みでは、取り組んだプリントのタイムとミスの数をアプリに残すことができるようになっており、モチベーションも上がります。(ランクも自動判定)

計算力の土台の進み具合を管理できる


2.自動丸つけ機能

ドリる算数おなじみ、丸つけ機能です。
この機能の一番のメリットは、 「お子様が自分で答えを見ずに丸つけができること」です。
答え合わせの際に答えを見てしまうと、直しをする気がなくなってしまうお子様が多いのですが、これだと×判定をもらうと「丸になるまでチャレンジするぞ!」という気持ちになります。

また、親御様が丸つけをすれば良いのですが、手間がかかるのと、言わなくても良い一言を発してしまったりする場合もあります...。

よって、機械的に自動で丸つけをする機能は、一見少し面倒に思えますが、お子様のモチベーションを高める上で、効果的な機能です。

問題ごとに正解を入力して、判定する。間違えたら、再チャレンジしたくなる仕組み

3. 最も大事なのはプロ講師の声かけ(添削)

最後は、プロ講師の声かけはどのようなことを考えて行っているのかをお伝えします。

まず、教材やシステムだけで、やる気になる小学生はほとんどいません。
そして、それは計算くらぶも同じで、サービス開始して初期の頃は、この課題が大きく、やめてしまうお子様も少なくありませんでした。

そこで、算数や英語の学習指導でのコーチング経験が豊富なさち先生(@SachiMath)と一緒に、どうしたら受験生が楽しく計算を続けてくれるのかを考えました。
そして、計算くらぶの講師が、「受験生が楽しく計算を続けてもらうためにはどうアドバイスをすれば良いのか」をまとめたアドバイザーガイドラインを作ることにしました。

ここからは、このガイドラインの概要を2つに絞ってご説明します。
保護者の方・同じ中学受験の講師の、参考になれば幸いです。

計算アドバイザーのガイドライン(初版)

1. 計算アドバイザーの役割とは?

計算アドバイザーの役割は、単に技術的なアドバイスや弱点の指摘をすることだけではありません。むしろ、弱点をそのままお伝えすると、逆効果になることもあります。

アドバイザーとして、大事なことは、
「日々の経過を見守り、適切な提案をすること」
です。

アドバイスをする際、できないことばかりに目が行きがちです。
できてないことを指摘するのは簡単で、意識をしないと、単にできてないことを伝えて終わりになってしまいます。

すると当然、お子様のテンションがさがり、継続することができなくなります。

そこで、計算くらぶでは、各生徒に担当講師をつけることにしました。

前回の投稿と比べて成長している点があればそれを褒めます。
また、成長している点がなくても継続しているだけで偉いので、その努力を認めます。 
その上で、次のアクションをお伝えします。

それを繰り返した結果、以下のような感想をいただくことが多くなりました。

先生からのコメントを楽しみにしています!
・成長できるように頑張ります!
・できなくて悔しくて今日は提出したくないそうです。明日は頑張るそうです。
・コメント見て喜んでいます。
・先生のアドバイスをうなずきながら、読んでいました。

計算くらぶのコミュニティーより

こうなれば、あとはアドバイス通りやってもらうだけです。
ここまでくれば、計算力が上がらないお子様はいません。

2.アドバイスをする時の注意点

先ほどの内容と一部重複しますが、アドバイスをする時の注意点をまとめてお伝えします。

a.まずは、成長を見つけ伝える。成長がない場合は努力を認める。
前回と比べて、タイムはどうか、正答率はどうか、書き方に変化はないか?等チェックします。その中で成長しているところがあれば、伝えます。
もちろん、成長がないことや、むしろタイムが落ちていることがあります。その場合は、計算練習に取り組んでいること自体が偉いです。

それを伝えてから、アドバイスに入ります。


b. アドバイスは1つのメッセージにつき1つ。目標・課題を明確に。
答案を添削していると、多くの改善点が一気に見つかることがあります。
小数から分数の変換ができていない、不要な筆算を書いている、分配法則に気づいていない、帯分数を仮分数に直してたし・ひき算をしている…等々。

特に、計算くらぶに参加されたばかりのお子様の答案を見ると、のびしろが多くあります。
ただ、これらをいっぺんに伝えると、できてないことの多さにモチベーションが下がってしまうことがあります。
ただでさえ、日々の課題に追われている中、計算だけに時間を割くことができないご家庭が多いので、1つに絞ります。

例)

・キソ計算を一旦、やめて、計算力の土台の「分数のたし・ひき算」から練習しましょう。
・スピードをコントロールできていないので、明日の計算は、5分経つまで見直しをすること。正確性重視で、ノーミスを目指しましょう。
・今は、間違いを気にしすぎずに、スピード重視で。このまま取り組みましょう。

アドバイス1つ、コメント1つで、モチベーションは変わります。
いかに小さな成長を伝え、継続的に成長を伝え、伝えたことができないことがあっても何度も伝え、成長を見守っていくかが大事です。

計算くらぶの講師は、保護者の方と一緒にお子様の学習に伴走します。努力を認め、成長を見つけ、保護者の方と一緒に悩みながら添削をしていきます。

まとめ

計算くらぶでは、中学受験に特化した計算力を鍛えております。
教材・システムに加えて、声のかけ方・添削のアドバイスが計算力の鍵となります。
できるだけ成長している部分を見つけ伝えたり、努力を認めた上で、適切なタイミングで適切な量のアドバイスをしていくことが大切です。

計算くらぶの詳細はこちら

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なんとなく計算問題を解いている状態と、プロからのアドバイスを受けてから計算問題に取り組むのとでは、全く成果が異なります。
早い段階で強い計算力を身につけることができれば、算数の学習が楽にできるようになります。
悩まれているくらいであれば、ぜひご入会をおすすめします。
計算くらぶの詳細はこちら


また、計算くらぶの内容に関してのお問合せ等は、以下の連絡先からよろしくお願いします。
メールアドレス: drill.sansu.com@gmail.com
Twitterアカウント: @drill_sansu
公式LINE: https://lin.ee/mfbxe7c


中学受験算数講師の先生方へ

ドリる算数は、中学受験の過酷な学習環境を改善し、前向きで有意義な中学受験になるように、仕組みから変えることに挑戦していきます。
計算くらぶの計算の添削に興味のある先生は、上記連絡先へご連絡ください。
また、塾を経営されている方で、計算くらぶの教材やシステムについて、ご意見いただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけるとありがたいです。

文責
「ドリさん(@drill_sansu)」

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