「暴力魔法と戦わない魔法」(2023/06/23の日記)

■ 2023/06/23の日記

・最近、個人のゲーム実況チャンネルで、ハリーポッターワールドを再現したオープンワールドゲームである「ホグワーツレガシー」をライブ配信で実況プレイしている。

・ホグワーツレガシーは凄いゲームだ。ゲーム内でハリーポッターの世界をかなり忠実に再現していて、まだ全然主要な要素の解説の途中といった感じにも関わらず、映画で有名なスポット、魔法や生物や道具だけでなく、映画以外の設定からも細かく拾ってゲーム内に細かく展開されているのを感じる。ハリーが魔法学校に通う遥か昔の話で、現代のキャラクターの祖先がたくさん出てくるのはファンサービスでかつ、家計や血筋を重要視する魔法使いならではといった感じだが、その古臭さが素晴らしさに転換する魔法の世界が確かにそこにある。

・私とハリーポッターの出会いはまさしく小学五年生の頃で、当時の私は活字なんかはくそくらえの、全く本を読まない子供だったので、にわかに流行っている有名な小説という事を名前だけで知っているくらいだった。そんな折、映画「賢者の石」が日本で放映されるという事をテレビのＣＭで知り、その圧倒的なＣＧ技術に大興奮した私は、すぐさま親に「見たい！」と要求した。今思うと子供の頃の私はいたく素直であったんだな。エンドゲームが始まるまで殆ど着手しなかったマーベルの時とは大違いやね。
すると母親は、私に本を読めるようになってほしかったのであろう、「小説の方を全部読んだら連れてってあげてもいいよ」と回答した。うちの両親はよく物で釣る親だった。