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「強欲で謙虚なイベント TURN13 感想」(2023/04/23の日記)

■ 2023/04/23の日記

・色々限界なので起きてから書きますm(_ _)m

・どうもお待たせしました。


・ツイッターのタイムラインがにわかに華やいでいる。

・なんで~?

・それはね…

・遊戯王OCGキャラクターオンリーイベント「強欲で謙虚なイベント TURN13」に参加してきたからだ!

・「強欲で謙虚なイベント」通称「強謙イベント」は2016年?から毎年、年2回行われている遊戯王OCGの二次創作即売会イベントだ。たくさんのサークルが参加して、同人誌は勿論、スリーブやプレイマットといったカードゲームサプライに加えて、アクリルスタンドとか、キーホルダーといったグッズ等が諸々と頒布される。

・また、即売会ってだけではなくて、遊戯王のイベントらしくOCGの対戦交流会も催されてた。

・そして今回、いつもミソのデュエルミソのデッキケースを制作して下さっている「2500工房」のミフトさんが、サークル参加されるという事で、ミソと一緒に売り子としてお手伝いさせて頂きました。つまりサークル参加!

・ 「サークル参加」 なんて良い響き…。

・今日の日記はこの強謙イベントの参加感想文です。でも写真はどれくらい撮って大丈夫かわからんかったから殆ど無いですわ。


■ 参加まで

・ミフトさんに誘っていただいた際、私の知識は「強謙で謙虚なイベント、聞いた事がある…」位の物だった。たまにツイッターのタイムラインで知人が参加レポとか書いてて、存在は知っていたけど、関東で行われるイベントだし、参加するかどうかと考慮するきっかけも特になかった。
だから今回、すごく気軽に参加できるようになってると気づいた時、めちゃくちゃ今更だしどうでもいいんだけど、すっげえ関東に引っ越してきた実感が湧いて一人しみじみしてた。

・参加を決めてから当日までに、強謙イベントのホームページでどんな雰囲気か下調べしてたんだけど、第一回交流会の大会イベントの優勝デッキレシピにソウルチャージが入ってて笑っちゃった。ソウルチャージ、今考えてもありえんヤバいテキストしてて、冷静に見た今、何で使えたのかもかなり謎だよな。カジュアルでは結構皆セルフ縛りしてた気がする。私は使いまくってた

・めちゃめちゃ欲しいグッズが買えなかったら悲しみが深くなってしまうので、あまり下調べし過ぎない様にしてたけど、よくリツイートで回ってくる絵の人とか、相互フォローで少しやり取りしてくれた人とか、単純に知り合いとか、何人かそういう方がいるみたいだったので挨拶しにいくことをふんわりと決意。

・デュエルオフではかなり顔馴染みが増えた一方で「あのイラストを描いている人はどんな人なんだろう」という感覚、かなり久しぶりだ。オフ会に参加したての頃を思い出して、少し緊張する。

■ 当日

・川崎駅でミフトさんと待ち合わせて会場へ。因みにミフトさんも初顔合わせだ。なんか最近初めて会うはずなのに、会う際に初見感を感じない事(人?)が増えてきた気がする。なんでだ?

・こういうこと話すとすぐに不躾なコメントしてくる人のために先に言っとくけど、老いではないからね。

・違うぞ。


・サークル参加証で会場に入るのってワクワクする。入場してからはもう、あ!あの人だ!あの人だ!あの人だ!はみるとんか…。あの人だ!あの人だ!あの人だ!って一生なってた。ミフトさんのサークル「amemikan」は一番奥の壁側のど真ん中だったんだけど、挟んでる4サークル全部知ってる人で「はわわ…」ってなってた。

・サークル参加するなら絶対にやってみたいツイート「設営完了しました」もこなしていく。


・設営中に色んなサークルの人が差し入れ等々を持って挨拶にきはって、ミフトさんとそれっぽいやり取りをしているのを見て「これ今日一日で即売会あるある全部経験できるな…」って思ってました。

・一般参加者の方々の差し入れもそうなんだけど、新弾のパックが度々差し入れられるのが遊戯王のイベントらしくて良いですね。

・程なくしてアナウンスと共に会場。強謙イベントは50分区切りの部毎に分かれていて、それが三部まで続く形式。会場のキャパシティもあるし、一人でサークル参加をしている人もいるし、良いシステムですね。

・ミフトさんが参加者の方と交流したりスケブ(生スケブ!すごい!)を描く間に売り子としての機能を果たしていく。ミソのテンションが見た事ない変な感じになってて面白かった。

・あっという間の第一部終了と同時の休憩時間に、他のスペースに交流しに行く。私としては「アッアッイツモツイッターデイラストミテマス」ってテンパりながら言うだけのはずだったのに、なんと嬉しい事に「動画見てます!」って度々返ってきて「アッアッアリガトウゴザイマス」ってテンパってた。

ZONEもサークル参加してた、クオリティが高すぎる。

・あらゆる即売会でそうなんだけど、買ってると頭がバグってきて、どんどんどんどん購入速度が加速していく。あれどういう心理的な働きなんでしょうね。笹原が初めてコミケに参加したシーンを思い出してた。

・個人的な知り合いや、ツイート見てきました!って人が遊びに来てくれたり(めちゃ嬉しかった)、そんなこんなで無事三部まで終了した。しかもなんと完売!すごい!

・今回、2500工房さんで出していただいているデッキケース「カルトナ」の「ミソのデュエルのミソ」デザインモデルの特別バージョンとして、ロゴを金の箔押しにしている物を販売していたんだけども、そちらも完売して嬉しかった。「動画見てます!」って言ってくれる人は勿論、そうじゃない人も「見てみます」って言ってくれる人もいて、リアルイベントが故の、交流の広がりを実感。

・サークル参加したら絶対やってみたいツイート「本日完売しました」も決めていく。

・そんなこんなで本当にあっという間の出来事でした。


■ 打ち上げ

・ミフトさんが参加者向けの交流パーティを企画してくれていたので、時間までマクドで時間つぶし。その間、コウダイさんを捕まえて一生質問攻めにする。

・打ち上げはビュッフェ形式のお洒落な広い会場だった。席が固定じゃなかったお陰であらゆる人を捕まえて質問攻めにするドリルフィールド。
灰汁さんの経歴に驚いたり、儀式さんの気遣いレベルの高さに感動したり、澁海さんにパソコン買わせようとしたり、ワダツミさんとコミックハンドさんの料理を品評したり、左腕さんとデッキ談義したり、はしゃぎ過ぎたりしていた。わたしゃ売り子として参加しただけなのに、多分一番はしゃいだ。いやはみるとん程ではなかった。とにかくめちゃ楽しかったです。

そうそうたる面々

■ 感想

・私は、いわゆるコミケみたいな即売会イベントって東方の「紅楼夢」と、昨年の春に突発的に参加した「文学フリマ」位しかいった事なかったので、経験も浅いんだけど、強謙イベントはその2種のどちらとも違う雰囲気があるな、と感じた。

・紅楼夢はやっぱり、元々二次創作で大きくなった東方というジャンルだったし、一方で文学フリマは「文章ベース」というあまりに大きすぎる枠組みで、どちらも「個々のサークル、もしくは内容が強い」という感じで特定のイベント感が薄いという印象だった。

・それら二つの差異として、まず強謙イベントに感じたことはとにかく横のつながりが強い!やっぱり「遊戯王OCG」がベースで、しかも更に局所的に「カードのストーリー、設定、イラストのフレーバー」というところに焦点をあてている人達が多いイベントなので、皆で解釈を作り上げている感じというか、公式が多くを語りすぎない事で生まれている想像と創造の余地を皆で共有しているような背景を感じて、仲間意識が強いのかな~って感じていました。OCGのお陰で、作り手たちが交流しやすいのとかもそういう部分に関係しているのかな。

・制作物を頒布する事の楽しさも凄く実感できた。私は売り子としてその手伝いをしただけだったけど、それだけでも手渡しする時はとても嬉しくて、これ自分で作った物だったらどうなっちゃうんだろう、死?
などと考えていた。サークル参加してた人達は皆、多分一回死んでる…。


・興味深い話として「強謙イベントの中でもジャンルの隆盛がある」という物があった。今回のイベントでは特に「イビルツイン」や「ラビュリンス」「烙印」「ドラゴンメイド」のテーマが人気で、グッズを出している人が多かった。

・色々な人に話を伺ったところ、他のテーマと絡ませやすいテーマ、公式が設定でキャラを固めているテーマ、ストーリーやイラストからカードのキャラクターが伝わってきやすいテーマ、絵が描きやすいテーマが人気があると教えてもらった。では2016年からやっているこのイベント、上記のテーマが出てくる前はどんなテーマが人気のジャンルだったんだろう。

・ここ最近で公式がカードの設定画を出すようになったのが、同人界隈ではかなり革命的だったらしい。以前より解像度の高い解釈が皆で共有される。それによって描きやすくなり、参入する人が増え、テーマ人気が上がり、イラストも投稿される。イラストが投稿されテーマの人気が上がると、使用者が増え、マスターデュエルの存在も手伝って、それがダイレクトにOCG運営に伝わる。

・ここで更に面白いのが、最近公式は人気投票など、テーマの人気を推し量ってサプライやカードを作っている節があるので「広い意味で」人気のテーマを強化する場合があるのだ。

・つまり、OCGの同人活動はOCGの展開に影響を与える。これは究極を言えば、個人の活動が特定のテーマの強化を促せる可能性があるわけだ。今すぐみんながきまぐれの女神を描いたらスリーブが出るかもしれん、何てことだ、お願いするしかない!

・なんて、妄想を垂れ流したところで、今回の感想文を終わりにしたいと思うます。
たくさんの「好き」が集まった最高のイベントでした、呼んでくれたミフトさん、色々な話を聞かせてくれたサークル参加の方々、遊びに来てくれた一般参加の皆、運営の方々、ありがとうございました。めちゃ楽しかったです。今後とも、また何かの形で関わっていきたいです。

・以下、超個人的なはしがき。

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