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博士学生に伝えたい400字note

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物理化学系の博士課程を修了し企業就職を選んだ私が、博士学生に伝えたいことを400字で綴る連載マガジン。2023.05.08より、毎週月曜日に更新💡 在学中や社会に出てから感じた、… もっと読む
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#この経験に学べ

【博士の就職体験談】経歴はネットで検索されていると思え!~良い写真を残しましょう(涙)~

上記連載の第8弾。今回は「博士課程(特にD3)が辛かったとしても、研究室写真は笑顔で写ろうね!?」という笑い話(?)な500字の就職体験談です📸 皆さんは、研究室や部署に新しい方が仲間入りするとき、その方の名前をネットで事前に調べますか? 博士新卒で入社した企業で、私はこの行為に遭遇しました。 「どんな新人がうちの部署に来るんだろう?」と気になった先輩が、私の名前を検索したそうです。不幸にも、私の氏名が珍しかったので、すぐにヒットした模様。 所属研究室や学科のニュース

【博士の就職体験談】得意・不得意の棚卸しで、「博士な自分」を企業の中で確立しよう!

上記連載の第7弾。今回は「『博士として何ができるのか』を突き詰めると、企業で活躍するために大事な『自身のスキルの棚卸し』に繋がるよ!」という500字の就職体験談です。(本記事は下記記事の概要版!詳細は下記まで🌻)。 前回の記事で「就職したら『博士としてどう貢献できるのか?』を常に意識してみよう!」と書きました。 このことを意識すると、「博士な自分と、周りの社員とで、どんな違いがあるのか?」と、自分自身の得意・不得意を探ることに繋がります。 みんなそれぞれが同じ仕事に取り

【博士の就職体験談】逆境に負けず「博士としてどう貢献できるのか?」常に意識してみよう!

上記連載の第6弾。「"博士の逆境"に流されず、『博士として何ができるのか』を意識して仕事に取り組めば、社内で一目置かれるよ!」という1200字noteです(400字の3倍となってしまいました🙏)。 私は”博士積極採用”の企業に、博士課程修了後に新卒で入社しました。実際に働いて感じたのは、「博士を雇ったことのある部署だと、過ごしやすいのかもしれない」ということ。 私の配属先であった開発部には、一人だけ博士がいましたが、それ以外は過去に一人いたくらい。少なくとも「博士=ネガテ

【博士の在学体験談】研究に関係ないことも、意外と自身の"糧"になっているよ!

上記連載の第5弾。「博士課程で”面倒”に思う研究に関係のないことって、社会に出ても必ず遭遇するから、意外と経験が活きるのよ!」という500字noteです💪 博士課程に進学すると、研究に没頭できるかと思いきや、研究に関係のないことを振られる機会が何かと多くなります。 研究室の備品の購入手続きをしたり、複数人の学会交通手段の手配をしたり、後輩指導をしたり。 その中で、自分独自の研究テーマを探して、成果を出さないといけないので、自分自身のことで手一杯になることは、正直あります

【博士の在学体験談】いろんな挑戦をして、社会で活躍するための引き出しを増やそう!

上記連載の第4弾。「学生のうちにどんどん挑戦してほしい!それは必ず社会で役立つよ!」という700字です🌹 博士課程に身を置くと、研究室という小さな閉じた世界が、主な生活の場になります。研究者にとっては、研究に打ち込みやすく良い環境です。 けれど、社会に出たら、研究スキルに加え、プレゼンスキルやチームプレーなど、様々な能力が求められます。 博士学生の皆さんには、学生のうちにいろんな経験を積んでほしいです。 例えば、私の場合、研究では企業の方と話す機会がなかったので、就活