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副回線サービスについて

ソフトバンクとauが、互いに通信障害が起きた時の為に、副回線サービスというものを発表した。といっても勝手に切り替わってくれるわけではなく、SIMは2枚(または片方はeSIM)必要、電話番号も別。速度も300kbpsとかなり遅い。ただ、契約が1社で完結するというところだけがメリット。

事情はわかるが、コレジャナイ感はある

1枚のSIMに2社の回線を紐づけられないのは分かる。ただ、これだとサブで格安SIMを契約するのとほぼ変わらない。格安SIMを契約するほど携帯リテラシーが高くない人が、そこら辺の設定もメインの携帯会社におまかせ出来るから安心、ということか。
そもそも、天災以外の通信障害はほとんどが通信会社の人的ミス(工事での切り替えミスやサーバーの設定ミスなど)なわけで、これの費用をなぜユーザーが負担するのかも?だ。

格安SIM会社が代替サービスを出してくる?

例えば3キャリアの回線を提供しているmineo(マイネオ)あたりが、2枚のSIMをセットで提供するサービスなどを出してこないかな?と思っている。
電話番号はやはり別になるだろうが、普段使わない方の回線は、帯域を圧迫しないので限りなく料金を下げられる。

「万が一の為に月○○円で別のキャリアの回線も用意しておける」
「通話オプションやパケット残量は共通で使える」
「同時使用は出来ません」(2台のスマホで使う不正利用を避ける為)

これで+月200円とかなら、保険で契約するユーザーもいるのではないかな。どうですか、mineoさん。

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