見出し画像

JHL選手がSNSにガチになる経済的メリット

こんにちは、Handball UnitedおよびHandball hubを運営しております、ナカガワと申します。
今回は日本ハンドボールリーグの選手、そして海外でプレーするハンドボール選手がSNSに対して、本気で取り組むメリットについて解説したいと思います。

まず私は、Twitterの別のアカウントで5000人強のフォロワーがいるアカウントを運営しており、SNSフォロワーを持つことの威力を実感し、
自分の事業として取り組んでおります。

そんな私からすると、JHLの選手は
SNSにしっかり取り組んでおられる選手と、
そうでない選手の熱量の差が大きいです。

結論から言うと、全員がゴリゴリにSNSに取り組んでいくべきなのですが、なかなか進んでないのには理由があるのだろうと思います。

考えられる理由は
・SNSってなんか怖い
・SNSって面倒くさい

の2つでしょうか。

これらの理由を打ち砕きつつ、SNSに本気で取り組めばこんな利益があるということを解説していきます。
その後、ハンドボール界全体に貢献できること、またある程度知られていることについて改めてご説明します。
後半で、個人としてSNSフォロワーこれくらいでこんな稼ぎ方ができますよ、というリアルな点までお伝えします。

個人的な収益の部分に絡んできますので、後半は有料記事とさせていただきます。ご了承ください。

SNSの微妙なところ


SNSは怖くない?

選手の世代にもよるとは思いますが、「SNSは怖いものだ」と教え込まれていたり、そう認識している人は一定数います。
私は30歳になる世代ですが、高校生くらいの時は「SNSなんてやるもんじゃない」と親から言われて育ちました。そのため大学生になってもTwitterの使い方はろくに分からず、Instagramに関しては完全に置いて行かれていました。

ここまで極端な人間は少ないとは思いますが、一方で自分で意識的に何かを投稿する、という人も非常に少ないと思います。

その背景には定期的に見られる炎上騒動であったり、誹謗中傷などのトラブルなどがあるかもしれません。

しかしそれは間違った使い方をした場合に見られるパターンです。
後で詳しく説明する、”正しいSNSの使い方”であれば、先程のトラブルは確実に避けられます。

SNSって面倒くさい


「ハンドボールの普及のためにもSNSが大事ってわかってはいるし、よく言われるけど、中々やる気になれない」
「ハードな練習に仕事で忙しい」
これが率直な意見ではないでしょうか。

日々の仕事と練習でヘトヘトの中、”ハンドボールの普及”という
フワフワしたもののために神経を使うのは、だるいと思います。
こんなことを書いている私だって
SNSフォロワーを持つことの威力を知らなければ、
仮にJHL選手になれたとしても面倒くさいと思います。

と言うことで、私は「トップリーグ選手たるもの!」みたいな押し付けがましいことではなく、主に経済的なメリットについてお話しします。

SNSにガチることで得られる利益

固有ファン獲得

これはもう改めて言うまでもない内容です。
ファンとのコミュニケーションツールとしてSNSを使用します。
選手は自分の練習の様子や試合の告知、結果などをファンに見せることができます。また写真や動画で選手の日常生活の一部が見られると、ファンは選手に対してより親近感を感じるようになります。
応援メッセージに返信したり、積極的に絡むことで選手とファンの距離が縮まり、その選手の人気も高ります。
これくらいは大抵の選手がされていると思います。

個人ブランド

SNSで自分の活動や意見を発信することで、選手自身の個性や魅力をアピールできます。選手がどんな考えを持っているのか、どんな趣味があるのかなど、ただハンドボールのプレーだけではなく、人間的な部分にファンは惹かれていくものです。

もちろんプライベートを晒す必要はありません。
ただ、ハンドボールに関する場面についての発信は、
ハンドボールのプレー以上に選手の個性を出せる道具なのです。
その選手の個性がファンに刺さったとき、あなたのブランドが完成します。
これは選手のセカンドキャリアにも非常に役に立ちます。

発信力

以前、”発信力”というキーワードでこんなツイートをしたところ、多くの方に反応をいただきました。


”発信力”というものを、もう少し掘り下げて言うと

自分の考えを表現し、他人を動かす能力

と私は考えています。
自分の考えを他人に伝えるだけではダメで、そこから人を動かせないといけません。
SNSフォロワーだけ多くても意味はなくて、
(ハンドボール選手であれば)
・自分の広げたい情報を拡散してくれる
・自分の試合に応援に来てくれる
・自分の商品・サービスを購入してくれる

という行動を起こさせる力、これが発信力になります。

発信のための方法はいくつかあって、昔はラジオ、広告、テレビが主流だったわけですが、最近はYouTubeやTwitter、Instagram、TiktokといったSNSがメインになっています。

なのでSNSにガチになりましょうという訳ですね。

ハンドボールがメジャーにならないのはテレビ放映されないからではありません。テレビ以外に発信する手段が山ほどあるのに、それを全チームがガチでやっていない、全選手がやっていないことが原因です。

(ちなみに今の10代を取り込んでいきたいならTiktokは外せませんが、先日のプレーオフ出場チームでチーム公式Tiktokがあるのは
ジークスター東京だけです。
他のチームでアカウントがあるチームは
・アースフレンズBM
・富山ドリームス

くらいでした。
YouTubeならトヨタ紡織九州 レッドトルネードのチャンネルは激アツです。ドキュメンタリー形式の、非常にクオリティが高い動画ばかりです。
でもショート動画がなくて、YouTubeをガチでやりたいのかどうかよく分かりません)

何が言いたいかというと

ハンドボール選手でSNS発信をゴリゴリに出来ている人はめちゃくちゃ少ないから、ブルーオーシャンですよ

ということです。

ブルーオーシャンとは
競争が少ない新市場で、利益を上げやすく、ビジネス拡大のチャンスが
大きい状況を示す言葉です


実際の収益になる

さてそれでは具体的にSNSに本気で取り組み、固有ファンになるような濃いフォロワーを集め、発信力がつくことでどういう収益が上がるのかについてご説明します。

スポンサー獲得
これはみなさんお気づきかと思いますが、ある程度実力のある選手や知名度のある選手は、企業のサポートを受けることがあります。

Salmingとかhummelとかmelisとか、ちょこちょこ見かけると思います。
公式アンバサダーとかありますよね。
どこまで選手に収益があるのか、ただの民間ファンには知る由もありませんが、他のスポーツではよくある話ですよね。
要は有名な選手に広告塔になってもらい、企業としては
「あの選手と同じものを使いたい!」という人が増えたらめちゃくちゃありがたいという訳です。
このような効果的な宣伝ができるため、選手にスポンサーを提供することがあります。またこれによって、選手は経済的なサポートを受けられるだけでなく、企業自体の広告も加わって、自分の活動をより多くの人々に広めることができます。

ただしこのレベルに至るのは、JHLの中でも数人という非常に狭い門です。実はこんなことをしなくても、収益を上げる方法はあります。

それは、

ここから先は

2,638字 / 5画像

¥ 490

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?