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シネマスタッフのライブは同窓会

僕の友達に、シネマスタッフというバンドがいる。
先日遊びに行かせてもらった彼らのツアーファイナル「NEWDAWN / NEWBORN」の熱冷めやらぬままこのテキストを打っている。結論を先に書くとすれば「こいつらいいヤツ」でしかないのだが、ほんの少しの思い出混じりに書いてみよう。

シネマスタッフとの出会い、というか辻くんとの出会いは13、4前に遡る。
辻くんとは大学がおんなじで、僕が所属していた軽音サークルの先輩バンドとクラブロックンロールでよく対バンしていた。そんなある時、サークルのミーティングに彼が現れたのだった。
先んじて足を運んでいたstiffslackで買ったものや当時リアルタイムで追いかけていたニュースクール・エモ系のバンドの貸し借りを通して、彼との交流は始まった。
ちなみに彼はこの時未発売のsoulkidsのサンプル「アナログタウン」を譲ってくれた(笑)まあ時効だからいいよね。こうしてsoulkidsは個人的オールタイムフェイバリットに数えられれようになるのだが、それはまた別の話。

なんだかんだ学科は違ったので、頻繁に会うこともなかったが、卒業を遅らせて(遅れて)ぷらぷらした大学生活を過ごしている中、旧アポロシアターのライブでチェンジアップepを手に入れたり、cinemechanicaのハポンでのライブで騒ぐ辻を見て笑ったり、ぱいくーさんとディストロを始めることになったり、八王子でdeepslauterとmalegoat、cinema staffのライブに足を運んで、stiffslackから持っていったinto it, over it.の52weeksの2枚組CDを久野くんに売り渡したり、あるソフトをインストールしてあげたり、映像をはじめて少し経ったあと、公式サイトの背景映像を名古屋のクアトロで撮影したり、、、と、思い出が結構あることに書き出して驚くばかり。

さて、少し久しぶりに足を運んだ彼らのワンマンショーに話を戻そう。
新旧織り交ぜたセットリストが新しい幕開けを感じさせる。懐かしい曲はもちろん、新しい曲も馴染み深く思えるところが彼らの楽曲のいいところだと思っている。様々な経験を積み、年月を経るほどに熱くなっていくMCは、今ではひとつひとつの言葉がファンの心を支えているように感じる。

私事になるが、サークル時代のメンバー、住むところを違えたstiffslackの友達と何人も顔を合わせられ、近況を話し合い、また会える日までのマイルストーンを紡いでいくことができた。この「ちょっと普通でない」多方面の繋がりを得られているのは、紛れもなくシネマスタッフとstiffslackのユニゾンによるものなのだ。

三島くんのメンバーに対する「オレの友達、最高だろ」というMCが、すべてを物語っている。
僕もそう思っているんだから、さすがに感極まった。
すごい友達をたくさん持ったなあ。そんな彼らに最大のリスペクトを注ぎながら、自分の活動にも落としこんでいく意思を強固にしたのだった。

大変な時代に、素晴らしいショーをありがとう、シネマスタッフ!
新作も心から楽しみにしております。

2021年8月10日 会社の重要なZOOMプレゼン中に(笑)

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