ガクチカの書き方 ポイント3選


はじめに

就活を始める多くの人が最初に悩むことの多いガクチカですが、きちんとポイントを押さえる事ができれば派手な結果や出来事でなくても、きちんと自分のことをアピールする事ができます。

むしろ、嘘っぽいことを書くよりも、人事の印象を良くすることができます。
今回はそんなガクチカを書く上でのポイントを3つご紹介いたします。

結果よりも過程を示す

結果はあくまで結果であって、それが本人の思考や行動によるものかどうかはわかりません。人事はその人の思考や行動計画が優秀であるかどうかを見たがります。

「当初、どのような状態だったのか」「どのように行動したのか」「なぜその行動を起こそうと考えたのか」このことを踏まえて書くようにしましょう。

例)
×:私は居酒屋のアルバイトで売上3倍に貢献しました。
○:私は学部生時代、居酒屋のアルバイトを3年間していました。我々の居酒屋で
  はホールとキッチンで完全に業務が分かれており、どっちかが急な休みなどで
  人が欠けると業務を分らないものが担当してしまうという問題がありました。
  私はこの状況下で、お互いの業務を共有することによって、急なアルバイトの
  人数やスタッフ変更に対応する事ができると考えました。
  そこでお互いの業務の基本的な仕事の流れや機器や扱い方をグループラインに
  て文面や動画などにしてまとめ共有することを提案し、実行しました。
  その結果、忙しい時間帯でもスムーズに業務が回るようになり、お店の売上を
  同月の前年度よりも10%上げる事ができました。

定量的な結果を示す

ただ売り上げが上がった、賞をもらったではなくどれくらい上がったのか、何人の中で選ばれた賞なのかを示すことによって、自分の能力が認められたということを相手に正しく伝える事ができます。

ここで注意すべきなのは数字は派手に盛り過ぎないという事です。人事の方は何千人、何万人ものESを見てきた人たちです。基本的には数字に関する嘘は気づきます。嘘をつくのであれば現実的な数値を取り上げましょう。

ボスではなくリーダーシップを強調する

よくガクチカで見られるのはサークル長やバイトリーダーを努め、チームをまとめましたと言ったものです。自身の強みを押し出すエピソードとして書きやすい一方で、みんな書くものなので差別化ができないといった問題があります。

また、チームをまとめたという経験を前面に押し出したいあまりに、自分だけがトップのボスのような存在であることを示してしまっている事が多くあります。
会社は組織であり、新卒で入るみなさんはその組織の中で下からスタートします。ボスの素養のみを出してしまうと、この子はチームプレイや他人の指示に従うことができないのかなと思われてしまうかもしれません。

その対策としてリーダーシップを発揮してチームメンバーとどのように関わり、反対意見が出たらどうするかと言った協力プレイの経験や実際の仕事に対する自分の見解を書くことによって組織の中でうまくリーダーシップを発揮することのできる能力を示す事ができます。

終わりに

今回はガクチカの書き方のコツについてまとめました。
ゴールデンウィークも終わり、本格的に夏のインターンに向けた準備を進める期間です。
添削や相談も募集していますので、ぜひ何でも相談してください!

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