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初めてTRPGを回った日記[ネタバレ注意]
※この記事には、クトゥルフ神話TRPG『狂気山脈〜邪神の山嶺〜』の内容が含まれています
先日、plとして『狂気山脈〜邪神の山嶺〜』をプレイした。その時の出来事、感想、考えたことなどを、つらつらと書いていく。日記であり、少々読みにくい文章、順番が前後する点があるかもしれない。
1.ゲームの前
もちろんキャラメイクも初めてだ。事前にキャラを選択はしたが、ステ振り、人物の作り込みなどはよく分からなくて直前までやっていなかった。
kpからキャラシ提出の催促がきて慌てて振る。写真家のキャラなので写真術、登山をするので登攀に厚く振ったが、後から考えるとナビゲートが不足していた。
キャラの内面については、自分がrpをするイメージが膨らまず、あまり深まらないまま始まってしまった。
だが、ある程度顔見知りの卓であり、初心者も多かったので、多少rpが下手でもガバがあっても許されるだろうという見込みであった。
2.コージーという男
このシナリオには、印象的なkp操作キャラ、コージー・オスコーという人物が登場する。
登山チームの中で、生意気で自分勝手な言動が目立つ青年として描かれる彼は、kpの操作、plの対応によって多様な表情を呈する人物だ。
今回のplは僕含めて3人で、もちろんシナリオ初見だったのだが、kpの方はこのゲームの配信を既に見ていた。
その卓でのコージーがとても魅力的な人物だったようで、今回の彼もその配信の影響を受けて形作られていった部分があるだろう。
具体的には、初期設定では自分勝手で独善的な印象が強いコージーを、いわゆる「ツンデレ」的なキャラクターとして、素直で可愛いところもある人物として解釈し、表現していくという現象があった。
これは彼を演技するkpの意思あってのことだが、僕を含めたplにもその方向に持っていこうとする動きがあったように思う。
コージーに対し善意を持った対応で受け止めることで、棘をとって素直になれるチャンスを作ったり、などをして。
3.自分のキャラ
キャラはハンドアウト3A:伝説の見届け人、写真家としたのだが、内面の設定を作り込めずに始まってしまった。
だが、ゲームが進んでいく過程で、他の人物たちとの関わりのなかで急速にキャラが出来上がっていくという現象がありとても面白かった。
結果として、登山チームを明るく元気づける好青年になったのだが、これはこれでrpが難しかった。plとしての自分の理想というか、憧れとしての爽やかさがあったので、それを自分が演るのはむず痒さ、恥ずかしさがあったのだ。
それによりpl発話として自キャラの感情・行動を描写する形が多くなってしまったが、まあそれでも許される卓だっただろう。
4.ゲームの感想
本卓の内容の詳細はここでは述べないが、大変面白い展開を辿った。
最終的に自キャラはロストしてしまったのだが、その遺志を継ぐキャラもあり、感情揺さぶられすぎるラストを迎えた。
システム的には、ダイスをいっぱい振れるシナリオで楽しかった。また、持ちスキルをいかにこじつけて問題解決するかが重要だと感じた。
これからも、いろいろなシナリオを回りたい!!
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