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Excel_年代別の人数を数える

集計時によく必要になる、年代別の数の数え方についてまとめます。
20代の人は何人ですか?30代の人は、40代の人は・・・?
年代別の集計をしたいときの方法です。
(私なりのやり方なのでもっといい方法もあるかも、もっといい方法あるよ!という方、ぜひ教えてください。)

下準備

下のような名簿があったとします。※名簿はダミーです。

※ダミー名簿です

まずは下準備として集計するための箱を作ります(G-H列)。

※ダミー名簿です

このとき画像のように数字だけいれます。

最初の状態

ここで書式設定をします。
表示形式>ユーザー定義>種類
種類は手入力します「0"代"」

書式設定画面です。

見た目上は、画像のように「セルに入ってる数字」+「代」になります。
が、Excelは数字の20としてとらえていることがわかります。
これを書式設定せずに「20代」「30代」とテキストで入れてしまうと、関数がやっかいになってしまうので、よい方法とは言えません。

セルG3は「20」の数字になっている

関数

使う関数は「COUNTIFS」を使います。

COUNTIFS関数の書式は「=COUNTIFS(条件範囲1, 検索条件1, [条件範囲2, 検索条件2], …)」。

20代は「20歳以上30歳より下」になりますので、それを上記の書式に当てはめます。

=COUNTIFS(年齢が入っている範囲, 20歳以上, [年齢が入っている範囲, 30歳より下] )

G3に20(見た目上は「20代」)、G4に30(見た目上は「30代」が入れましたので、セルを使って下記のような式を作りました。

=COUNTIFS($B$3:$B$32,">="&G3,$B$3:$B$32,"<"&G4)

検索条件1の「20歳以上」は、以上を示す条件式「>=」を"(ダブルクォーテーション)と、20のセルG3を&(アンド)で繋げます。

">="&G3

検索条件2の30歳より下も同様です。

"<"&G4

■条件式

  • 以 上 ・・・ >=

  • より上 ・・・ >

  • 以 下 ・・・ <=

  • より下 ・・・ <

H3に計算式を入れたら、あとはセルのコピーでOKです。
ここで下準備の書式設定が活きます。
もし文字列で「20代」と手入力していたら、セルのコピーをしたときに、手修正しないといけません。

完成!!

おまけ

今回のダミー名簿ですが、chatGPTに「ダミーの名簿30名分をExcel形式で作成してください」とお願いしたら数秒で作成されました。
へー!!

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