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ムーディおじさんとpingおばさん

ほんの少し前までは中高年になると
リストラだ、早期退職勧告制度だ、人員整理だと辞めさせるための手段が世の中に沢山出回っていた

それが突然、1億総活躍時代だ、少子化だ、100年生きる時代だと言われ
辞められなくなった?
辞めさせられなくなった?
働き続けられるようになった?

兎にも角にも中高年の方々が沢山いるようになった会社は多いハズ
でも、その中高年が活躍出来てますか?
きみまろのネタになってませんか?

周りにいませんか、ムーディおじさんとpingおばさん
解説しますね

【ムーディおじさんとは】
♫チャラチャッチャ チャラーラー  チャラチャッチャ チャラーラー 
 右から何かがやっくる、左に受け流〜す
と一世を風靡したムーディ勝山の「右から来たものを左へ受け流すの歌」
その歌詞と同じように、なにか仕事を依頼されると決して自分で処理するわけではなく、若手に受け流す
若者には次から次へと仕事が流れてくる
ムーディおじさんが一人なら対処もできるが複数いると大変
会社によってはバブル世代のムーディおじさんの数が多くて、若手が少ないという所もたくさんあると思います

あまりに多くの仕事が流れてくるので
「自分でやってください」と言おうもんなら
「俺は若手を育てるために、意識的に仕事をお願いしてるんだ」
「俺がやったほうが早いのはわかっているけど、我慢してやらせるのも人材育成には大切なんだぞ」
という
そして出来上がったものも受け流しで転送するが一切責任は取らないので、間違いがあったりするとチェックをしない自分が悪いのではなく、作ったやつがちゃんと仕事をしていないからだと怒る始末

【pingおばさんとは】
インターネットを少し理解していればpingは何かピンとくると思いますが
簡単に説明するとネットワークが生きてるか死んでいるかを確認するためのコンピューターのコマンド(命令)です
生きていれば、応答がすぐに帰ってくるし、死んでいるとタイムアウトで相手から応答がありません、となります
pingおばさんは自分がお願いした仕事の完成がとても気になります
「どこまで出来ました?」
「間に合いますか?」
と毎日聞いてきます
多くなると午前と午後の2回も聞いてきます
でも、不明点があり質問すると、それは私は知らないから直接聞いてみてと丸投げされます
あくまで、出来上がったかどうかを確認するのが私の仕事、内容やクオリティについては関与しないのが基本です

当然、おじさんとおばさんが入れ替わっても全然成立します。
ムーディおばさんとpingおじさんもありです。

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