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#幻の開会式まで残り【25日】Withコロナ時代のSNSマーケティング・マトリクスをまとめてみた。


今回は「安全な消費」をかなえる知恵をシェアする、TMJP_Schoolの第8回、ガイアックス の重枝さんの講義を振り返ってみたい。実は今回の重枝さんの講義を受ける前に、下記のガイアックス ・ソーシャルメディアラボの動画を片っ端から視聴させていただいた。下記のコンテンツは、SNSのそれぞれの特徴や基礎的な力を身に着ける上で大変有益だった。ぜひご視聴いただくことをオススメしたい。

そして多大な予習の末に望んだのが、下記の講義である。

第8回:ソーシャルディスタンスを乗り越える。リアル店舗のためのSNSの活用方法(重枝 義樹:株式会社ガイアックスソーシャルメディアマーケティング事業部事業部長)


重枝さんは、大学在学中の2008年より、ITベンチャーで口コミを活用したウェブマーケティング事業に参画。オンラインコミュニティからリアルイベントの企画運営までを手掛ける。フリーランスのウェブマーケターを経て、2014年SNSマーケティング支援を行う(株)ガイアックスに入社された方だ。

これまで大手クライアントを中心に、数十社のSNSを中心としてオンラインでのマーケティング、ブランディング、リスク対策などを企画から運用にわたり支援されてきた方だ。

実際、上記のコンテンツを見ても、社会学的知見や言葉の語源から丁寧に紐解いていたコンテンツなど、ロジカルなデータを元に、研究者のようにSNSを研究されていたのが印象的だった。

そして実施に今回の講義では、Withコロナは、もともとあった現象を後押しするブースターの役割を果たしたこと。そしてSNSを、お店の店舗の人の流れと重ね合わせて考える視点など、目から鱗だった。そして具体的な事例を紹介していただきながら、「シズル感」ある撮影や、「アイデアのある仕掛け」などの重要性について語られていた。

特に最後の「SNSを使うことで個人が、小さな飲食店が、大企業と戦える時代になった」という話は、希望につながると思うので、ぜひ聞いていただきたいと思う。

SNSマーケティングマトリクスとは?

そしてここからは、私自身、これまでのソーシャルメディアラボの講義を見て学んだことと、今回の講義を自分なりに解釈してまとめた「SNSマーケティング・マトリクス」について語ってみたい。

下記が「SNSマーケティングマトリクス」である。

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バイラルとバズの違いで分類する横軸

まずは、横軸に「バイラル」と「バズ」という軸から見ていきたい。こちらそもそも皆さんは、「バイラル」と「バズ」の違いをご存知だろうか?お恥ずかしながら私も混同していたが、「バイラル」とはウイルスを語源とした瞬間的に広がって、また刹那的に話題が収束する性質の話題である。一方「バズ」は虫の羽の音を語源として、虫がブーンと飛びながら近づいてくるように、「持続的に続く話題」のことである。

クラスタとコミュニティとチームを分ける縦軸

続いて、クラスタとコミュニティとチームの違いが縦軸に当たる。まず、クラスタとは単に同じような特徴を持つと集団のことをさす。例えば、「都心部にすむ30代女性」というクラスタだ。このようにこのクラスタに属する人同士に繋がりはなく、多くの場合、受動的に広告のターゲットになる存在でしかない。

一方「コミュニティ」は自発的に繋がりを持った「絆のある共同体」という考え方ができる。例えば「キャリア女性の勉強会」があればそれは立派なコミュニティである。きっと集まった女性同士で連絡を取り合ったり、一緒にイベントに参加したりするだろう。多くの場合、コミュニティマーケティングという場合は、こうした繋がりを作り出すマーケティング活動のことをさす。

そしてさらに「チーム」という概念がある。これはコミュニティよりもさらに能動的な関わり方であり、その場を支援する側や企画する側に立つ場合がある。多くの場合、サッカーチームなどのように、それぞれの特徴やスキルについて理解し、支えあったり、役割分担がある。

このように縦軸は、クラスタから、コミュニティ、そしてチームへと絆の強さで分類することができるだろう。

では続いて、このマトリクス上に、既存のSNSをプロットしてみた。

TV・新聞的なSNS(瞬間的バイラル×クラスタ)

まずは左下から見てみると、ここには「PR TIMES」と「Twitter」があげられるだろう。PR TIMESは厳密にはSNSと呼ばない場合が多いが、実はこのリリースが起点となって、多くのニュースサイトなどのまとめ記事が生まれているため、手段としてここに分類してみた。さらにTwitterはよりタイムライン的な共時性(今この瞬間)を一緒に盛り上がりたいというメディアのため、ある意味毎日その鮮度が売りであるという点で、テレビや新聞的な役割に近いSNSであると分類できる。

雑誌的なSNS(持続的バズ×クラスタ)

続いて右下の象限には、ややコミュニティよりにLINEがある。ここではサークルなど比較的近い関係での使われかたや、LINE@などメルマガ的な役割を果たしているためここに配置した。またより持続的なバズにつながるSNSとしては、Instagramをあげたい。Instagramにおいては、あまりその瞬間の新しさは求められず、より自分の好きな趣味などにタグにつけ、「タグる」という行為につながっている。だからこそ、それぞれが自分の趣味の車の写真にタグをつけて投稿し、お互いに褒め合うなどの雑誌のコラージュ的な楽しみ方が生まれてくるのだ。

ラジオ的なSNS(瞬間的バズ×チーム)

続いて左上の象限を見ていくと、Tik TokやShow Room、YouTubeやDiscordが上ってくる。これらは瞬間的な盛り上がりで流れていくものだが、だからこそのそのフローを同じタイミングで感じられることで、強力な仲間意識がついてくる感覚がある。またYouTubeなどはチャネル登録することで、より一緒に仲間になった感覚に近く、聞いている人が少なくとも一緒にラジオを聞いているかのような不思議な仲間意識があるのが特徴だ。

オンラインサロン的SNS(持続的バズ×チーム)

最後に右上の象限を見ていこう。ここには、note、Facebook、Slackのコミュニティがある。ここはオンラインサロンのように熱狂的なファンを作り出す場所である。そのため、独自のルールやそのメンバーだけでしかわからない言葉やネタが交わされていたりする。ある意味、閉ざされた感覚に近い要素が含まれていることが印象的だ。なおここではnoteをコミュニティよりのマイルドさではあるが、あえてファンを作り出す印象が強いため、ここに配置させていただいた。


いかがだったろうか?こうしてみると、それぞれのSNSには個性があり、どのような目的を果たしたいかで使うべきSNSも変わってくると言えそうだ。また逆に全てのSNSには補完関係があり、グラデーション的につながって機能するものでもあるため、複数のSNSを有機的に組み合わせながら目標達成に向かっていくこともオススメだ。

ぜひ、皆さんがWITHコロナ時代のSNS戦略を考える上でヒントととして活用いただけたら幸いだ。


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