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無能な働き者。これは処刑するしかない。

ハンス・フォン・ゼークト(写真)


第一次世界大戦後ヴェルサイユ条約による厳しい軍備制限の下で、


ドイツ陸軍を再建した中興の祖である。


彼が提唱したとされる組織論として、以下のものがある。




軍人は4つに分類される。


有能な怠け者。これは前線指揮官に向いている。


理由は主に二通りあり、一つは怠け者であるために部下の力を

遺憾なく発揮させるため。そして、どうすれば自分が、

さらには部隊が楽に勝利できるかを考えるためである。



有能な働き者。これは参謀に向いている。


理由は、勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので、

部下を率いるよりは参謀として司令官を補佐する方がよいからである。

また、あらゆる下準備を施すためでもある。



無能な怠け者。これは総司令官または連絡将校に向いている、もしくは下級兵士。


理由は自ら考え動こうとしないので

参謀の進言や上官の命令どおりに動くためである。



無能な働き者。これは処刑するしかない。


理由は働き者ではあるが、

無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、

さらなる間違いを引き起こすため。




「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」(ゲーテ)


「無能な味方よりも有能な敵のほうが役にたつ」(マキャヴェリ)


「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」(ナポレオン)





日本は平和で、戦争がないので、こういうリーダーが多すぎるね(^_^;)


乱世になったら、真っ先に処刑されるだろうね。




かつて、自民党副総裁の金丸信氏が、


竹下派七奉行を


「平時の羽田、乱世の小沢、大乱世の梶山」



と、言ったが、僕は、梶山になりたい。




諸兄もお体大切に。

処刑されないようにネ(^_^;)

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