2022.4.|不登校から高校生へ⭐︎響く言葉が変わった
※2022年4月14日のFacebook投稿より転記
中学は1年の途中から中3卒業まで学校に行ってなかった。
高校から行きたい、と自分で決めて、今週から新学期が始まりました。
昨日は午前中オリエンテーションで、午後教科書販売。
ちょっとずつ長くなる学校時間。
今日はいよいよ授業が開始。5限授業。
朝、起きてきたけど、テンション低め。
授業始まるから不安なのかな。。。
「どう?学校、今日から授業だよね。なにか不安があったりする?」
と、受容の前の、質問と傾聴から入ってみる。
不安が漏れたら受容しよう、と思ってたら、
「いや、、、」
「ママの話、長い!」
反応が薄いし、さらに、ペップトーカーとしてあるまじき、話長いという指摘を受ける。。。
えーっと、とらえ方を変えると、
「話が長い⇨もっと短く言ってほしい」
ってことだね。
んーーー、どうした、どう言葉をかけたらいいんだ?
ふっと、授業についていけなくて、また明日から行かない、、って言い出したらどうしよう🥲と一瞬だけど、不安がよぎる。
いや、それは私の不安。
そして、私の不安が、子どもの不安になる。
私の役割はなに?
そう、信じること!
大丈夫だよ、って信じる人であることだ💪
「私はかずきを信じる人です!」
ってセルフイメージを自分の中で再確認。
ちょっとして、支度してるかずきに
「頑張っといでっ!」
と今までだったら選ばなかった激励系の言葉を、短くかけた。
(メンタル落ちてる時は「頑張れ!」っていうと、もうこれ以上頑張れない、、と逆効果になるので、一切かけてこなかった)
すると、かずきの目がキラッとなり、話す声のトーンが上がった!
そうか、かずきはもう、アンリソースフルな状態は脱していて、背中のひと押しの位置にいたのか!!!
(ペップトークの受容⇨承認⇨行動⇨激励の4ステップの最後の心の状態ってことです)
その言葉が言ってほしい言葉だったのか!!!
ちゃんと出る時間までに支度を終えて、自転車で駅まで出発するかずきの後ろ姿に、もう一度
「頑張っといでー!」
振り向かず、前を向いて力強く自転車をこいで出かけていく姿を見送れました。
帰ってきたかずきは、授業で面白い話をしてくれた校長先生の話や担任の先生の話を、笑いながら話してくれて、
「いい学校に入ったね!」
というと、笑顔でgoodサイン。
かけてほしい言葉が変わった、ということに、かずきの成長を感じた日でした。
私はこれからも、かずきなら大丈夫、って一番強く信じられる人でいよう。
明確な根拠なんかなくてもいい。
私が信じる事が、かずきの背中を押していくから。
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